[コメント] シングルマン(2009/米) - 投票数順 (1/1) -
とても分かりやすい映画だ。画調の変え方にしても『サイコ』の大看板にしても。気取りすぎた演出だが物語の喜劇性に自覚的なさまは憎めない。その態度はスノビズム寸前でチャーミングなコリン・ファースのキャラクタとも重なる。ニコラス・ホルトと再会して露骨にテンション上がるなんて微笑ましすぎる。 (3819695) | [投票(3)] | |
なるほど、こういう映画だったのか。でも想像以上に芸術感覚がひしめくそして観客を選ぶ映画でした。死に向かった心境はルイ・マルの『鬼火』、映像と音楽はウォン・カーウァイの『花様年華』、そして [review] (セント) | [投票(2)] | |
デカダン!デカダン! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
へんなおばさんジュリアン・ムーアの出演作を面白いと思ったことないんだけど、これもそうだった。だけど、へんなおばさんに徹することができるジュリアン・ムーアはもしかしたら凄いのかも。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] | |
服飾の世界も引き算があって初めて成り立つことなど分かっているだろうに、映画になると全力投球。そんなトム・フォードには先天的な喜劇作家としての才を見出さずにはいられない。やはりこれは、喜劇としてその物語性を広げたほうがよかった作品だと思う。 (ナム太郎) | [投票(1)] | |
60年代イメージの復元の巧みさ以外楽しみようがない。映画冒頭から彼岸と此岸を行き来する主役の描写のくどさにはうんざりする。茶と黒を基調にした品の良い保守的色調にだまされるが,映像は見た目以上に押し付けがましい。ここまでのクローズアップも神経が磨り減る。 (ジェリー) | [投票(1)] | |
少し『芸術的』すぎてもったいない。確かに美しいけど、苦悩までもが美しすぎる。ただ、奇跡というか偶然というか、人生の瞬間が凝縮されている、なんとも濃い素敵な映画だと思う。 (あちこ) | [投票(1)] | |
分節化の激しさには功罪がある。電話の会話のように、カットの割りすぎが男女の心理説明を引き裂きもすれば、心理の錯視が好意の信憑性をめぐる取引を醸し、その性急さがメロドラマの効果に及ぶこともあろう。色々と鼻腔の膨らむ話である。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] | |
『アバウト・ア・ボーイ』の時よりと比べるとかなり大人っぽくなったニコラス・ホルトが大学生のケニーを好演。 [review] (わっこ) | [投票] | |
愛することの恐怖と破滅。(2011/12/31) [review] (chokobo) | [投票] | |
この映画の中の一日は、そこはかとなく。 [review] (代参の男) | [投票] | |
隅々まで手が行き届いている映画。外見と中身のどちらもが適切に抑制されていて、終始心地良さが残った佳作。 [review] (モロッコ) | [投票] | |
じんわりきますね。3日後くらいにもう1回観に行ってしまいました。 [review] (stimpy) | [投票] | |
地味な暗めの中に時たま鮮やかな色彩が挿し込まれ、張りつめた空気と心地よい緊張感を生みだし、見ごたえのある、かっこ良い映像が続く。 [review] (シーチキン) | [投票] |