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[コメント] 歓びの毒牙(1969/伊)
- 投票数順 (1/1) -

★4「傑作選」より:まずは冒頭の画廊のシーンがいい。明るい照明を施された異形のオブジェの中をのたうちまわる瀕死の女性…。犯人の凶行が行われる直前の演出にも注目したい。光と闇がじつに効果的に使われている。…ストーリー展開がやや強引なのが難点だが。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(3)]
★4ガラス越しの事件目撃、記憶のかけ違い、黒手袋の殺人鬼、主観視点による追跡、過去のトラウマ…この時点で既に芸風を完成させていたことに感嘆。 足りないのはそれこそ美少女虐待ぐらい? (たかやまひろふみ)[投票(2)]
★4オブジェが立ち並ぶ冒頭の事件目撃現場の構図がグッド!これだけでこの作品は気に入りそうだと確信できた。また、一つの愛の形も表現されている。 [review] (クワドラAS)[投票(2)]
★4ストラーロのキャメラとモリコーネの音楽、アルジェントの演出・・・ゾクゾクするようなサスペンス。ヒッチコックが苦労していた’69年、イタリアではこんな傑作が!! (茅ヶ崎まゆ子)[投票(2)]
★5...同監督の『サスペリアPART2』と比べて見ると、ちょっと面白いです。絵がとても綺麗なサスペンス映画。 (kawa)[投票(2)]
★4監督デビュー作にして素晴らしい出来栄え。アルジェントらしい表現がストラーロのカメラによって一層冴えを増している。 (ドド)[投票(2)]
★3独特のアルジェントカラーは随所で堪能できるが、少々強引な所もこの頃から既にあったようだ。殺人描写は控えめ。 (けけけ亭)[投票(1)]
★4何といっても邦題が格好良いと思う。そして序盤の画廊の奇妙な「美しさ」で幸先良いスタートダッシュ。かなり強引な展開やキワもの的キャラもありつつフラッシュバック多用によるミステリアスな雰囲気をほぼ持続できている所が勝因でしょう。 (24)[投票(1)]
★4光と影の使い方が美しい。しかしイタリアンテイストは恐い。ゾッとします。画廊のシーンと作家の家が忘れられない。建物からめる撮り方にはほれぼれです。 (megkero)[投票(1)]
★5これが初監督とは思えない大傑作。エンニオ・モリコーネのアヴァンギャルド・ジャズが魅力的だが、それ以上に ダリオ・アルジェント の粋な演出が光っている。重要な役どころのエバ・レンツィ が素晴らしく綺麗。 (Soavi)[投票(1)]
★4サスペンス調の犯人探しを奏でる、まさにアルジェント監督の原型だ! 魔女の高笑いもあるし。 (氷野晴郎)[投票(1)]
★4処女作から「殺人者の視点カメラ」を使ってることに驚く。アルジェントはいつも人殺しの側に立つ。人を殺す代わりに仕方なく映画を作ってる。我々は劇中の殺人者と監督のアルジェント、両者の「人を殺してえんだよおお」という欲望をダブルでぶつけられる。 (ペンクロフ)[投票]
★2シナリオの整合性度外視のアルジェント作品ではあるが、ある程度のシーンは省かないで描かないと、犯人を明かされても理不尽な感じで終わってしまい、映画の印象を悪くする気がする。 [review] (わっこ)[投票]
★4こりゃあ紛れもないスリラーの傑作でしょう。ストラーロの撮影はこの上なく美しいし、モリコーネの音楽も冴え渡る珠玉の一作。ちと強引な展開も、強烈なキャラや、無人のバス駐車場など魅力的な舞台に、外連味たっぷりのアルジェント演出でカバー。 (赤い戦車)[投票]
★4妖艶かつドギツい色使い。グラマラスな美女。狂気を孕んだ建築物。スタイリッシュな音楽。パラノイア的なカメラ。トラウマの迷宮に幽閉された殺人者。アルジェントはやはりアルジェント。 ()[投票]
★5黒沢清がヨーロピアンホラーを目指したときにアルジェントを参考にしたそうだけれど、この映画は念頭に入っているだろうな。もうちょっと曖昧に表現出来ていたら大傑作で6点ものかも。 [review] (t3b)[投票]