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Kavalierさんのコメント: 点数順

★5遠い空の向こうに(1999/米)映画冒頭のテロップ「これは真実の物語である」でガツーンやられる。 [review][投票(8)]
★5フィッシャー・キング(1991/米)骨子ある脚本に、監督のイマジネーションを下地にした撮影時の偶然性が、ここまで雑多な魅力溢れるファンタジーを生んだ。映画製作に神が存在した数少ない作品。 [review][投票(6)]
★5スウィート・ヒアアフター(1997/カナダ)閉鎖的コミュニティをできるだけ偏向なく描こうとする試み。 [review][投票(5)]
★5クレイマー、クレイマー(1979/米)無意識に夫は社会的時間を家庭に持ち込む中で、都会の中の専業主婦は自分の価値観を失っていく。はじまりのわずかな会話シーンだけで、映画以前の家庭を観客に推測させてしまう。一連のフレンチトーストもそうだが、この映画にはそういった表現が溢れている。映画で人間を語るとはそういうことだ。 [review][投票(5)]
★5ワンダー・ボーイズ(2000/米)時代から取り残された、或いはつまはじきにされた男達への賛歌。 [review][投票(5)]
★5あなたが寝てる間に(1995/米)冒頭の回想シーンでのナレーション「思い出の夕焼けはこんな綺麗じゃないけど」は、安っぽい恋愛ファンタジーをあえてやろうとする作り手の強固な意思表示であり宣言でもある(と思う)。 [review][投票(4)]
★5鬼が来た!(2000/中国)あらゆる国籍の観客へのエクスキューズを用意し配慮すること。映画の外側にまで周到に作りこまれた脚本の落とし所は、ただ一つだけの「戦争の狂気」。あまりの単純さに戸惑い、圧倒。 [review][投票(4)]
★5未知との遭遇(1977/米)冒頭、砂漠の風の為大声で会話する登場人物、否応無しに観客をスクリーンに惹き付ける。 [review][投票(4)]
★5ズーランダー(2001/独=米=豪)愛すべき馬鹿野郎達。彼らはどんなに馬鹿野郎であっても嫌な奴じゃない、仕事の時間は絶対に厳守し、どんな仇敵であろうとも遺恨さえ解ければ親友になれるのだ。ありがとう君たちには生きる勇気をもらった(まじ)。 [review][投票(4)]
★5ヒューマンネイチュア(2001/米=仏)類人猿から人間(社会)への皮肉と見せかけて、人間社会のみならず、自然回帰まで皮肉くる。そしてその実体は男の子の成長物語だったのね。男の子は、思春期には社会と自分とのギャップに戸惑って、その後は父親を殺して、恋人には母親の面影を求めるものなのさ。[投票(4)]
★5ビューティフル・マインド(2001/米)「キモイ」「キショイ」とか「イタイ」とか「クライ」とか「ジコチュー」とか。 [review][投票(3)]
★5ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)不良児童文学的な子供時代の多くのエピソードにワクワクする。 [review][投票(2)]
★5フィツカラルド(1982/独)キンスキーの怪演と共に狂走する映画に、実話前提であるが故に無軌道なストーリー展開にどう落ち着くのだろう不安感が相まって異様なテンションで鑑賞。 [review][投票(2)]
★5キリング・フィールド(1984/英=米)映画の皮を被ったドキュメンタリー。作劇文法や映画文法をすっ飛ばしてまでも、題材を客観的に切り取ろうとする作り手の執念と、それをラストの明確なメッセージに昇華させようとする熱意は素晴らしい。ドキュメンタリーとして非常に誠実な作り、でもこのやり方でこの後、映画を作り続けるのはまずいっしょ監督。[投票(2)]
★5インサイダー(1999/米)途中からタバコ問題をすっ飛ばして、全てを捨てて戦う男のドラマになるもよし。脳味噌沸騰しまくり。[投票(2)]
★51900年(1976/独=仏=伊)長いよ〜。ストラーロの撮影と、モリコーネの音楽をひたすら堪能。ヴェルディの死を伝える道化のシーンから始まるように、全編オペラ文法満載。サントラCDは宝物です。[投票(2)]
★5麦秋(1951/日)小津の他作品では見られない移動撮影に、舞台が鎌倉であることや、この映画での音楽・音の使い方は、彼の低点からのリアリズムが少しだけ飛翔する。それが少しだけファンタジックになり気持ちいい。 [review][投票(1)]
★5黒い瞳(1987/伊=仏=露)食器やアクセサリーが光るのはフェルメールの絵画からなのだろうか。 [review][投票(1)]
★5首(1968/日)胡散臭いナレーションとオーバーアクトによる回想シーンが、絶妙のタイミングで挿入され軽快なテンポで進むインチキ伝奇ミステリーのような前半。常軌を逸した妄執が故にコミカルにさえ見えてしまう狂いっぷりの主人公。この時代の社会派邦画を強烈に皮肉った驚天動地な展開。怪作・傑作・最高作。[2002.2.8][投票(1)]
★5ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999/米)毎度の脱力ギャグとお馬鹿ギミックに巨額の金をかけるバリー・ソネンフェルド! [review][投票(1)]