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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 点数順

★5どついたるねん(1989/日)「どついたるねん」…なんて問答無用で美しい言葉なのだろうか!その名の通り、とにかく直球勝負の熱気が真っ直ぐ伝わってくる大好きな作品。赤井英和のパワーと相楽晴子の可憐さもいいが…なんと言ってもジム会長の麿赤児の濃〜いキャラが出色![投票(3)]
★5私は告白する(1953/米)下からの斜めアングルによる撮影が効果的に使われているのに注目。事の真相を知らない他の人物達の何気ない会話が観る者にぐさりとささるヒッチコック演出の素晴らしさよ!…真実も、そして嘘も同じく人を傷つける…アン・バクスターの演技も忘れがたし。[投票(3)]
★5長靴をはいた猫(1969/日)「傑作選」より:「ペロ!お前はネズミを助けた!」「月がとっても青かったからねぇ」…何と洒脱なやりとり!追いかけっこが楽しい秀作だが、気弱な少年の成長が丁寧に描かれている点にも注目。魔王の城のシーンは、後年の宮崎作品のルーツとして興味深い。[投票(3)]
★5紅の豚(1992/日)宮崎駿が大好きな妹が、結婚前に何故か私と「一緒に観たい」と言った。…そして結婚式当日、彼女はあのエンディングテーマを(ちょっぴりへたっぴな)ピアノで演奏してくれた。私は不覚にも…。もとい。ちなみに、あのビデオは未返却のままである(笑)。[投票(3)]
★5007/カジノロワイヤル(1967/英)「傑作選」より:豪華キャスト!と監督5人!が送る、007大挙出現!のデタラメ映画!美女・アクション・カジノ・サイケ・SF・騎兵隊etc…伊達と酔狂を解する、精神的オトナ(笑)なヒトにおすすめ。…しかし、現場はさぞや荒れたコトだろう(笑)。[投票(3)]
★5ワイルドバンチ(1969/米)つらい時、苦しい時…決まって聞こえてくるウィリアム・ホールデンの名科白「Let's go」。あのシーンを思い出すたびに、いつも勇気が湧いてくる。[投票(3)]
★5狼は天使の匂い(1972/米=仏)恐るべき邦題(うさぎが野を走る、という意の原題か)。当時、死期を悟っていたロバート・ライアンが選びに選んで出演した作品とのこと。老いた狼は、自らにふさわしい死に場所を見つけることができたようだ。文字通り入魂の演技。[投票(3)]
★5羊たちの沈黙(1991/米)静かに、淡々と綴られる異常な出来事。トーマス・ハリス作品(『ブラック・サンデー』、『刑事グラハム〜』、本作、そして『ハンニバル』)中、最もうまく原作の雰囲気をつかむことに成功している。[投票(3)]
★5ジャングル・ジョージ(1997/米)最高におバカ!ブレンダン・フレイザーのマンガちっくなキャラ、アニマトロニクスな動物、終始ノリノリのナレーター、ポーターの皆様、理解良過ぎなパパ…等。この題材を、実写で成功させているパワーが(日本映画の現状を鑑みると)羨ましい![投票(3)]
★5バトル・ロワイアル(2000/日)作品の否定はできても、この鬼子の母体が我々の構成する現代日本社会であることを否定できる資格のある者はもはやいない。衝撃的な題材に頼らない、完成度の高い傑作。[投票(3)]
★5バニシング・ポイント(1971/米)「道路」は、始まりも終わりも定かではない。象徴として、うまい暗喩だと思う。[投票(3)]
★5ハスラー(1961/米)あいまいな灰色の世界の中、ハッキリ白黒が付くのは台の上の勝負だけ。全てを失って、なお「How can I lose?」と吼えるP・ニューマンの気高さ…そして哀しさ。[投票(3)]
★5ダイ・ハード(1988/米)満身創痍の主人公を見て息を呑むヒロイン!これほどロマンチックなシーンは珍しい。[投票(3)]
★5少林サッカー(2001/香港)前半のもたつきが気になるが…大爆笑必至の試合シーンでそれも全て帳消しっ♪リアリティを完全に無視し、サッカーを「決闘」として演出するその手腕に思わず快哉を叫んでしまった。…しかし。セリエ○だの●リーグだのはしばらくマトモに見られないかも…^^;[投票(2)]
★5忍者と悪女(1963/米)「傑作選」より:どこがポォやねん!誰が忍者やねん!…とゆーツッコミはともかく(笑)…とにかくもービンセント・プライスのお茶目な魔法使いパパさんぶりがカワイイったらありゃしない♪クライマックスの魔法合戦は(笑い)涙なくしては見られません![投票(2)]
★5うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984/日)「傑作選」より:原作を充分生かし、かつ自身の作風を色濃く投影させた押井守監督。人気のない街での演出手腕は、ゾッとするほど衝撃的だ。奇想天外で自由奔放なシーンの積み重ねで(水たまりと風鈴が出色)、彼は「虚構」を判り易く(!)描き切った。[投票(2)]
★5さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(1981/日)前作の世界観を一変させる導入部が出色。思い入れたっぷりに描かれるレジスタンスのシーンは、主人公・鉄郎の覚悟が…彼が、決して退くことのできない理由が、痛々しいほどにまで伝わってくる名場面だ。「…逃げるんじゃない。俺は、逃げるんじゃないぞ…!」[投票(2)]
★5吸血鬼ドラキュラ(1958/英)「傑作選」より:この作品にこそ赤が相応しい。あの血の色…あれがたまらなく恐ろしい。クリストファー・リーの魔性とピーター・カッシングの理性も好対照ながら、テレンス・フィッシャー監督のシーンを効果的に省略する演出が恐怖を倍増させる。[投票(2)]
★5007/私を愛したスパイ(1977/英)「傑作選」より:いやはやなんと言ってもロジャー・ムーアの颯爽とした身のこなしが嬉しい!「あの」結婚のコトを訊かれて一瞬だけ真顔になる場面に感激!遺跡のシーンやヘリのチェイスシーン、そして海中要塞…いやー。面白かったですっ♪[投票(2)]
★5奥様は魔女(1944/米)えーそもそも女性とゆーものにはなにかしら不可思議な力が元来備わっているワケで(笑)…それをハッキリ「魔法!」と定義付けたアイデアこそ卓越しているワケで…甘〜いささやき声ととってもきゅ〜とな魅力のベロニカ・レイク…魔女なんですねぇ(笑)。[投票(2)]