ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 点数順
フェイドTOブラック(1980/米) | 映画にのめり込むあまり、次第に現実と虚構の区別がつかなくなっていく青年。映画の魅力を、厳しい現実と向き合うための活力としてではなく、そこからの逃避としてしか捉えられなかった彼の姿は、滑稽なくらいに哀しい。 | [投票] | |
チャイナタウン(1974/米) | 無情にも響き渡るクラクション。それは慟哭の叫びだったのかもしれない。だが…「夜の帳(とばり)が、茶番を隠す」…か。 | [投票] | |
傷だらけの栄光(1956/米) | 当時、映画界を去ろうとしていたポール・ニューマンは、ロバート・ワイズ監督と今作品に出会うことで銀幕に留まることを決意したという…その後の映画界に多大な影響を与えたという意味でも必見の一作(チョイ役でマックィーンも登場)。 | [投票] | |
ドラゴンスレイヤー(1981/米) | 配給元の東宝は、「画面が暗い」というおよそ信じられない理由で日本公開をお蔵入りにしたそうだ。(製作当時)最高水準のSFXにより描かれる飛竜と勇者の戦いは、SF映画ファンを自認される方であるなら必見。 | [投票] | |
ランボー 怒りの脱出(1985/米) | 「我々が国を愛したように、国も我々を愛して欲しい。」…そんなことなど有り得ない。それは、誰よりも彼が一番よく知っているはず。しかしそれでも… | [投票] | |
絆〈きずな〉(1998/日) | 断ち切られた「半分の糸」、それが「絆」。『CURE』とは違う抑えた演技の役所広司、激情を内に秘めた渡辺謙…邦画の醍醐味を満喫できる、ハードボイルドの秀作。 | [投票] | |
動く標的(1966/米) | 何故「リュー・アーチャー」ではないのか(お心当りのある方は当方まで御一報いただけると幸いです…)?ジャネット・リーがせっかく作った目玉焼きをグチャグチャにしてしまうシーンがなぜか心に残っている。 | [投票] | |
リターン・オブ・ザ・キラー・トマト(1988/米) | おバカ。だが…テンポ良く観られる爆笑作。前作はあまりのバカバカしさについていけなかったが、今回はひとあじ違う(笑)。それにしても…いいトシこいてこんな作品に出演してたジョージ・クルーニー…役者とは因果な商売なんですねぇ。 | [投票] | |
殺人者たち(1964/米) | 目的のためなら美女でさえ平気でビルの窓から突き落とそうとするリー・マービン。その悪の魅力。 | [投票] | |
ラスト・ラン 殺しの一匹狼(1971/米) | 愛車(または愛機)を念入りに手入れする主人公…私の好きな描写だ。ネクタイの使い方も抜群(笑)。 | [投票] | |
皇帝のいない八月(1978/日) | 破壊される予定調和。当時、松竹ではこんな感じのペシミスティックな作品(『吸血鬼ゴケミドロ』や『昆虫大戦争』など…いずれも未見)を製作することが何度かあったらしいが、機会があれば是非鑑賞してみたいものだ。 | [投票] | |
ブラック・サンデー(1977/米) | ブルース・ダーンがちとクドい。だが、フランケンハイマー監督の骨太な演出や、コーエン兄弟の『ブラッドシンプル』で有名な「壁の弾痕から差し込む光」の先取りなど、見るべき点は多い。 | [投票] | |
ディープ・インパクト(1998/米) | この手の作品では、限られた上演時間内でどのエピソードを描き、どの要素を切り捨てるか…といった編集(取捨選択)能力が作り手に要求される。この作品は合格。核による彗星迎撃シーン等、削り過ぎの部分もあったが。 | [投票] | |
ラストサマー(1997/米) | 無駄なシーンを極力排し、テンポ良くまとめたサスペンスの佳作。アン・ヘッシュの意外?なキャスティングが巧みだ。 [review] | [投票] | |
ゾンビ(1978/米=伊) | 舞台設定が見事。 | [投票] | |
ゼイリブ(1988/米) | このコメントも、じつはこう書かれているのかもしれない…「VOTE(投票せよ)」と(笑)。 | [投票(11)] | |
ハンニバル(2001/米) | 最大の見ものはレクター博士のイタリアでの優雅な隠匿生活。だが、舞台がアメリカに移った後のトーンダウンは致命的。…「あの」原作をそのまま映像化するのは不可能だとしても、どうしても描いて欲しかったエピソードがひとつだけある。それは… [review] | [投票(9)] | |
ブラックレイン(1989/米) | それにしても…こんな風に大阪を撮った監督がいただろうか?(炎ではなく)煙を吐く煙突、ネオン、屋台…どれも『ブレードランナー』の未来都市を彷彿とさせる。 | [投票(9)] | |
戦国自衛隊(1979/日) | 「近代兵器と戦国武者との激突」に焦点を絞り、SFとしての整合性をあえて無視した手法は正解。自衛隊員内部での反乱など、水増し的?なシーンも少なからず見受けられたが…。あと、野暮を言うようだが、あの寺は… [review] | [投票(7)] | |
ファイナル・カウントダウン(1980/米) | 最大の見ものは航空空母を始めとする米海軍のミリタリー描写。艦載機の発着シーンや空中給油のシーン…そして飛翔するF14の勇姿がじっくり堪能できる。…クライマックスの展開については、まぁ賛否両論であろうが、個人的には… [review] | [投票(6)] |