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[コメント] 暗殺のオペラ(1970/伊)
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★5アクション映画というと誤解があるか、ならば、なんというアクション(活動)の映画か。例えば人物が横に動く、同じくカメラが横に動く、構図に収まる、さらに人物が動く、そしてカメラもさらに動く、、映画とは、ひとつはカメラを移動すること、美しく、いいや、楽しく、心地よく。 (週一本)[投票(3)]
★5反ファシズムの凋落が、没落した農村の描写として鮮やかに表現された。現実とはかくも重いのかと、息苦しくなる。どのショットも奥行き感が圧倒的だ。観る者を引きずり込むような老人だらけの風景。画面にあふれかえる草木の緑と西瓜の赤が、主題と見事な対位法をなす。 (ジェリー)[投票(2)]
★5原作はラテンアメリカ文学だから そういう雰囲気が濃厚に感じられてメチャいい感じ。アリダ・ヴァリの部屋で渦巻き型の蚊取り線香が映った時 そんなのが外国にもあったのかと驚愕した。 (ルクレ)[投票(1)]
★5ベルトルッチの『市民ケーン』。彼らしいドキュメンタリー・タッチの自然さと、相反する劇映画らしいケレン味。この映画以前の『殺し』や『革命前夜』よりも、この映画以降のヴィットリオ・ストラーロとの共謀ぶりが大好きだ。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4どうみても金がかかっているとは思えないのに、この映像美と堂々たる物語の進み具合はなんだ!この時ベルドルッチはまだ20代。やはり生まれも育ちも才能も違うのか・・・タイトルの絵もおしゃれ。 (ジョー・チップ)[投票(4)]
★4濃密な「だまし絵」的空間。4.5点。 [review] (くたー)[投票(4)]
★4閉鎖的な村で今なお受け継がれてゆく偽りの伝説。その背後に潜むものを暴いてしまっても、なお村に対し何事をも為しえない男の無力さ。それを引きずって帰郷しようとする彼に迎える汽車は未だやって来はせず、村を覆う澱のような空気は濃密に男を呪縛しつづける…。 (水那岐)[投票(3)]
★4リアリズム(映像)とファンタジー(物語)が互いを侵食して、(いい意味で)摩訶不思議な世界へのとば口を開く(ラストのスリリングな展開は圧巻)。まさにベルトリッチ&ボルヘス。 ()[投票(3)]
★4主人公が町を離れようとすると… [review] (りかちゅ)[投票(2)]
★4歴史に残る昼寝と蚊取り線香。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★4「暗殺」というキナ臭さとは無縁なド田舎が舞台になっているのが逆に面白い。アトスとドライファ以外は皆、緊迫感のない本物の農民顔だし、なにかロケーションの制約でもあったのか(村おこし企画?)。が、それを補ってあまりあるこの映像美はただ事でないと思った。 (worianne)[投票(1)]
★4サスペンスフルに謎が解明されるわけでもないが、ストラーロによる緩やかな移動と匂い立つ緑萌えるイタリアの田舎町の環境描写が、じわじわ絡め取られるかのような白昼の夢幻とでも言うべき雰囲気を醸し出している。そして、ラストが迷宮化を決定付ける。 (けにろん)[投票(1)]
★4難解な哲学的テーマはわかりにくいが,映像の迫力がすごい。ラストも,静かだが背筋が寒くなるような凄み。 (ワトニイ)[投票(1)]
★4ボルヘスの見事な映像化。ストラーロの撮影も幻想性を映像に加味していて本当に美しい。計算し尽くされた構図と相俟ってまるで絵画のようだ。これで若い美人が出ていれば☆5。 (赤い戦車)[投票]
★4テレビ版とはいえ、高級感漂う映像。ベルドルッチの育ちをうかがうことができる。 (chokobo)[投票]
★4ボルヘスの魔術的物語に堂々と煌く魔術的映像として描ききれている。 (ALPACA)[投票]
★4ベルナルド・ベルトリッチの映像美は、まさに神業。 (カバ)[投票]
★4癒されるくらい美しい絵画的な映像を堪能させて頂いた。そしてあの終わり方もそそられる。 (kekota)[投票]
★4オペラにやられちゃいました。 (ドド)[投票]
★4英雄だった父の暗殺の真相を知ったとき、それでも故郷の町は美しかった…。 (丹下左膳)[投票]
★3ダンスのシーンだけでも凄いものを観た気にさせられる。一番好きな場面だ。息を飲んだ。映像は最高に美しく、綺麗に整い、物語を語っている。最後がもう少し短ければよかったのだが。 (24)[投票(1)]
★3若きベルトルッチの『不思議の国のアリス』。もしくは『砂の女』。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★3必死の演説を聞く人たちの冷めた顔が物語っている。過去を穿り返すなと。 (マッツァ)[投票]
★3それはちょっと納得いかないなあ。過剰演出ですよ。効果的な音楽と挿絵のようなシーンは好きだけど。 (ミイ)[投票]
★3マイクが画面に入ってる (SNOWY)[投票]