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KEIさんのあらすじ: 投票数順

★4トゥルーラブ(1992/英=米=アイルランド)アイルランドの片田舎の町、私生児を産んだ姉と妹の二人暮らし。その姉に言い寄る村の男と警官。村の男は生活苦から自殺。警官の方はここぞとばかり執拗に結婚を迫ってくる。そこへドサ回りの劇団「プレイボーイ」(これが原題です)がやって来る。姉はそのスターに一目惚れして・・・。 [more][投票]
★4デビルスフライト(1991/米)空軍のゴードン大尉はだんだんと自分が神の使徒で世の中を清浄化しなくてはならないと思い込むようになる。そして訓練中に訓練機を撃墜、更には核弾頭を持って逃亡する。[投票]
★5風の中の子供(1937/日)青山さんちの兄弟の弟、三平は兄と違って勉強は出来ないが、いつも外で遊び回り近所の子供たちのリーダー格だ。ある日いじめた金太郎が腹いせに「お前の父ちゃん、警察に引っぱられるぞ」と言った。三平のお父さんは社長だが同じ会社の金太郎のお父さんが何か画策しているらしい。やがて刑事が来てお父さんは警察へ。何日も帰って来ず、仕方なく三平はおじさんの家へ預けられる事になる・・・。朝日新聞に連載した坪田譲治の児童文学の名作の映画化。爆弾小僧、アメリカ小僧、突貫小僧の三小僧の出演、そして笠智衆の顔も見える。 [投票]
★5小原庄助さん(1949/日)杉本佐平太は村で由緒ある家柄の家長だが隆盛を過ぎ今は妻とばあやの3人暮らし。しかし、人に頼まれると嫌といえない性格で借金をしてまで寄付をしたりする。朝寝、朝湯が大好きで、村人からは「小原庄助さん」と呼ばれていた。が、そんな事がいつまでも続くはずがない。行きつく所まで行ってしまって・・・。歴史に埋もれた感がありもっと評価されてしかるべき監督、清水宏の入魂の一作。[投票]
★5カルテット(1981/英=仏)1927年、自称美術商の若い男ステファンアンソニー・ヒギンズと元コーラスガールの妻マリアイザベル・アジャーニ。マリアの美しさに自分のものにしたくなった金持ちのハイドラーアラン・ベイツはマリアに食指を伸ばす。そんな折、ステファンは警察に捕まる。ここぞとばかりハイドラーは・・・。マリアとステファン、ハイドラーと妻のロイス マギー・スミス、4人の奏でるカルテット(四重奏)の行く先は?[投票]
★4テンダー・マーシー(1983/米)酒で身をもちくずしたカントリーソングのスター、マックスがある朝目覚めるとモーテルの一室。酔っ払って友におきざりにされたのだ。一文無しで。そのモーテル兼ガソリンスタンドで彼は働くことにする。そこは一人息子がいる若い未亡人が経営していたがやがて2人は愛し合うようになる・・・。テキサスの青い空と草原。たんたんと綴られる人々の生活、人生。'83年、アカデミー主演男優・脚本の2部門受賞の佳作。[投票]
★3四季(1981/米)春夏秋冬、四季の休暇を集まって楽しむ3組の夫婦。春の折、一組の夫婦の離婚話が持ちあがる。夏、その夫は新しい恋人を連れて来た。不快感を表わす妻たち・・・ヴィバルディの楽曲に乗せて綴る3組の夫婦模様。[投票]
★5アメリカン・ハート(1992/米)仮釈放で出所したジャック(ジェフ・ブリッジス)のもとに息子ニック(エドワード・ファーロング )が現れる。一緒に住みたいという。逃げても追って来る。そして二人の同居生活が始まる。ジャックは刑務所で文通した女を探し出し、ニックは同じアパートの不良娘に恋をする。昔の仲間が盗み話を持ってくるが、ジャックには大きな夢があった。彼は波止場で息子にその夢を話す。いつかきっと・・・一人で奔放に生きてきた男が、息子という信頼できる「人間」関係に目覚めてゆく姿を、なんのてらいもなく等身大で描く。主題歌をトム・ウェィツが歌っている。[投票]
★4ゾラの生涯(1937/米)1962年パリ、エミール・ゾラは画家のセザンヌと屋根裏部屋に住んでいた。生活費にも困る暮らしだったが、下町の女のことを書いた「ナナ」が爆発的に売れ、一躍有名になる。その後、著作を次々に発表。「フランス文学協会会員」に推されることになった時、あのドレフュス事件が起きる。今は地位も名誉も得た彼はそしらぬ顔で 押し通そうとするが・・・伝記映画の雄といわれたウィリアム・ディターレ監督とポール・ムニのコンビのアカデミー作品、脚色、助演男優(ドレフュス役 ジョゼフ・シルドクラウト)賞受賞他7部門ノミネート。[投票]
★4陽だまりの庭で(1995/仏)第2次大戦ナチ占領下のパリ。動植物園の管理をするボナール教授(クロード・リッシュ)の家に息子と可愛い孫娘のフィリピーヌ (サロメ・ステブナン)が訪れる。今日は彼女の8才の誕生日。しかし、いつものごとく父と息子は言い争いを始め、息子は家を飛び出てしまう。戒厳令下の街に。[投票]
★4母(1926/露)力は強いが酔っ払いのヴラソフは酒屋で工場主からストやぶりを頼まれる。そして工場でストライキ中の息子パーベルと対面するが、当然敵味方に分かれ、パーベルは逃げる。一方、ヴラソフは撃たれて死ぬ。その後、家にやってきた警察に、母はパーベルを救おうと武器の隠し場所を白状するが、逆に息子は捕まってしまう。文豪、ゴーリキー原作の無声映画化。監督(フセボロド・プドフキン)は、ソビエト映画の父と言われ、ソビエト映画を世界水準までに引上げた。[投票]
★4黄昏に燃えて(1987/米)子供を死なせた痛手から家出し、ルンペンになったフランシス(ジャック・ニコルソン)は昔の町へ戻ってきた。友達のルディ(トム・ウェイツ)とヘレン(メリル・ストリープ)らと旧交をあたため・・・そして、捨てた家へ妻と子供たちに会いに行く。原作はピッツァリー賞受賞作。ジャック・ニコルソン、メリル・ストリープ共に、87年、アカデミー主演男優、女優賞ノミネート。[投票]
★4わが心のボルチモア(1990/米)サムおじいちゃんは、孫達に話して聞かせる。「米国にやって来たのは1914年・・・」バルチモアのアバロン町の共同住宅でクリチンスキー一族が集まる年1回の家族会。親睦の会の最中でも、サムの息子ジュールスは仕事の話。彼は営業の才能があり、やがて独立して従兄弟とディスカウントストアを始め、大もうけするようになるが・・・。米の移り行く社会をバックに離れ離れになっていく一族、家族を描く'90年アカデミー4部門ノミネートの佳作。イライジャ・ウッドも出ているよ。[投票]
★5追想のかなた(1986/オランダ)1945年、ドイツからまだ解放されていないオランダの田舎町で、主人公アントンの家の前に捨てられてあったナチ恊力者の死体。その日からアントンの運命も変わって行くが、それから何十年の歳月を経て事件に関わった人々の人生が徐々に明らかになって行く・・・個人と戦争を描く'86アカデミー外国映画賞受賞作品。[投票]
★3刑事物語(1982/日)片山元(はじめ)(武田鉄矢)は刑事。理不尽な犯罪には徹底に立ち向かい・・・そして、やり過ぎ、左遷となる。九州・福岡から静岡・沼津へ。福岡で知り合った薄幸の娘(聾唖者)をつれて赴任する。片山はいつしか彼女と二人の生活を夢見るようになっていたが・・・武田鉄矢のキャラクターが生かされた好評シリーズ5作中の第1弾![投票]
★5輝きの海(1997/英)英国のコーンウォール地方、海岸沿いの田舎村。小作人の家で奉公しているエイミー(レイチェル・ワイズ)は複雑な生い立ちもあり、村人から敬遠されている。ある日、ロシアの移民船が難破して村に流れ着く。ただ一人生き残ったヤンコ(ヴァンサン・ペレーズ)は孤独なエイミーに心を寄せるようになるが・・・英国海岸の美しい景色を背景に、人々の運命をそして愛を静かに見つめた名品。[投票]
★4ミ・ファミリア(1995/米)遠い親戚を頼って、父はアメリカに住むためメキシコからロサンゼルスへ1年かかって、歩いてやって来た。そんな父と母とそして6人の孫の家族の物語。母の強制送還、次男の不良問題、三男は弁護士に、次女は尼僧に、といろいろなエピソードを作家になった長男が綴っていく。[投票]
★4宮廷料理人ヴァテール(2000/英=仏)1671年、伊との国交が危くなってきた折、仏国王ルイ14世は遊興の為コンデ大公の城を3日間訪れる。城には料理長としてヴァテール(ジェラール・ドパルデュー)がいた。返り咲きを狙う大公のためにも、ヴァテールは粋を凝らした料理と余興を計画する。そして、国王一行がやって来るが、いろんな人の権謀術策が絡み合って・・・、そんな中、女官モントージュ(ユア・サーマン)とヴァテールは愛し合うようになるが・・・。「卵のシェイク」の発案者としても有名な料理人ヴァテールの実話。'01仏セザール賞美術賞受賞。[投票]
★4スターライト・ホテル(1987/ニュージーランド)第一次大戦後の不況時代のアメリカ、父の職探しの為にケイト(グリア・ロブソン)はおばさんの家に預けられるが、イジメと疎外感の故、家出する。途中、他人の納屋に忍び込んだ時、警察に追われるドーソン(ピーター・フェルプス)と出会い、一緒に旅をすることになるが・・・。[投票]
★4バートン・フィンク(1991/米)N.Y.の新進作家バートン・フィンクジョン・タトゥーロは映画会社の招きでロスへ。レスリング映画のシナリオを書けというのだ。異様なホテルに閉じこもり・・・しかし、書けない日々が続く。精力的な映画会社の社長、隣室の保険の営業マン、スランプ中の作家等の人々の中で彼は殺人事件に巻き込まれる・・・異様な男優ジョン・タトゥーロ主演のコーエン兄弟の異様な映像の作品だが、人の心の「真実」が見え隠れする傑作。[投票]