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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★4機動戦士ガンダムUC episode2 赤い彗星(2010/日)バナージ(内山昂輝)に託された「ラプラスの箱」の鍵。それこそは脳波によって作動する究極のモビルスーツ、ユニコーンであった。彼はその機体のパワーで、ネオジオンの女士官マリーダ(甲斐田裕子)駆る重MSクシャトリヤを退けるも、精神力を使い果たし昏倒する。バナージが目覚めたのは連邦軍戦艦ネェルアーガマの艦内であり、そこには助けられた友人のミコット(戸松遙)とタクヤ(下野紘)、そしてコロニーで出会った少女オードリー(藤村歩)の姿もあった。だが彼女の正体が、ジオン公国王女ミネバであることをバナージは知る。そして「鍵」を追い、赤い彗星の異名を受け継ぐフル・フロンタル(池田秀一)が艦を襲う。〔88分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2信さん 炭坑町のセレナーデ(2010/日)昭和38年。炭坑の島に、離婚して東京を去った美智代(小雪)が、息子の守(中村大地)とともに帰郷してきた。昔ながらに美貌の映える美智代を、島の口さがない連中は早速うわさの種にし始めた。一方、島の悪童どもにカツアゲされそうになった守を、島のガキ大将である信一(小林廉)が救い、たちまち守は信一に惚れ込んでしまった。そんな信一に息子のことで礼を言った美智代は、親愛の情をこめて彼を「信さん」と呼ぶ。その時、信一は恋を知った。信一は美智代に心づくしのプレゼントをするが、駄菓子屋の婆さん(中尾ミエ)や育ての親である叔父(光石研)は盗んだものとみて叱責する。そんな日々の中、炭坑は次第に滅びてゆく。〔108分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3七瀬ふたたび(2010/日)テレパス火田七瀬(芦名星)は、自分の能力が社会にとって脅威であることを悟り、同じくテレパスである少年ノリオ(今井悠貴)、念動力者ヘンリー(ダンテ・カーヴァー)とともに地方の山奥に家をもち、彼女が時折カジノで稼ぐことで生活を続けていた。だが七瀬の指示により、ヘンリーが悪の透視能力者を抹殺した一件は警察で問題となり、老刑事山木(平泉成)は犯罪の匂いを嗅ぎつける。そして同席した謎の人物・狩谷(吉田栄作)は不気味な笑みを浮かべるのだった。そんな折、七瀬と海外のカジノで親しくなった瑠璃(前田愛)は同じ飛行機で帰国するが、彼女らを付け狙う男たちが暗躍する。筒井康隆執筆50周年記念作品。〔105分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2大奥(2010/日)もう一つの江戸時代。日本に若い男だけを死に至らしめる謎の疫病が蔓延した。男子の人口は女子の1/4までに減少し、主だった仕事は全て女性が担当、男は子種を求める女たちに金を貰い、生き延びる道を選んだ。そんな中、貧乏旗本のせがれである水野祐之進(二宮和也)は幼馴染のお信(堀北真希)との愛情を育みながらも、家のために、江戸城の大奥に仕官することを決意する。大奥…それは「美男三千人」が一人の女将軍に仕える、女人禁制の場であった。そこに君臨する将軍として、新たな女丈夫・徳川吉宗(柴咲コウ)が紀州よりやって来た。だが、貧困に喘ぐ民衆を目の当たりにした彼女は、この日本を根底から覆す改革案を胸に抱いていた。[116分/カラー/ヴィスタ][投票]
★1シスタースマイル ドミニクの歌(2009/仏=ベルギー)ベルギーの平凡な商家に生まれたジャニーヌ(セシル・ドゥ・フランス)は平穏無事な主婦となることを拒み、修道院の門をくぐった。厳格な母・ガブリエル(ジョー・デスール)の実質上の絶縁宣言をものともせず、彼女は新たな居場所でも権威に楯突き、自らの信じる正義のみを貫き、修道院長(クリス・ロメ)らを心配させていた。そして、ジャニーヌはドメニコ修道会を作った聖ドミニクを歌った一曲『ドミニク』をマスコミに取り上げられ、一躍スターダムに上りつめる。だが、修道院長は彼女が顔や名前を世界に公表することを固く禁ずる。謎のシスターとして時代の寵児となった彼女は、修道会を出て自らの声のみで勝負することを誓う。〔124分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3オカンの嫁入り(2010/日)陽子(大竹しのぶ)とその娘・月子(宮崎あおい)は、とうの昔に大黒柱を失いながらも、親子ふたり仲むつまじく暮らしていた。だがある夜、真夜中に泥酔して帰ってきた陽子の連れてきた男に月子は仰天する。その金髪リーゼントの青年は研二(桐谷健太)といい、陽子は彼と結婚すると言い放つのだ。あまりのことに母に言い返す言葉もなく、大家のサク(絵沢萌子)の家に入り浸り、二人を無視しようとする月子。そうしているうちに、月子は会社の同僚(林泰文)の異常な求愛を受け、外出恐怖症になってしまう。そんな彼女に陽子の勤め先の医師・村上(國村隼】)は、かつて陽子に求婚し、断られた理由を語る。〔110分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4カラフル(2010/日)死者の世界の門で、死んだはずの少年は天使まがいの「プラプラ」(まいける)に転生のチャンスを告げられる。少年が適正テストを受け、合格すれば輪廻の輪に魂は再び組み込まれるというのだ。…そして彼は自殺した少年・小林真(冨澤風斗)として復活した。真は家族たちに驚愕と歓喜を持って迎えられるが、父(高橋克実)は優柔不断な極楽トンボ、兄(中尾明慶)は受験一辺倒のエゴイスト、そして母(麻生久美子)は真に事毎に世話を焼きはしたものの、実は真の自殺の原因を作ったある事件を引き起こした女であることで、すっかりこの家が嫌になってしまう。そして学校に行った真は、自分がどんな少年であったかを知るのだった。〔127分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ビルマVJ 消された革命(2008/デンマーク)長期にわたるビルマ軍部の独裁に、民衆が反旗を翻し、民主化の機運が高まって久しい。その旗手たるアウンサン・スーチーは、反政府集会に集まった僧侶たちや民衆を前にこの国の未来を語った。だが民主化運動はもろくも軍部に蹂躙され、スーチーは自宅に軟禁された。ここに至り、在外ビルマ人組織「ビルマ民主の声」は、ビルマ内部に侵入するヴィデオジャーナリストたちの持ち帰った戦果を世界に提供、母国に自由を取り戻すべく戦い続ける。そのカメラは、軍の射撃により一命を落とした日本人ジャーナリスト、長井健司の最期をも捉えていた。〔85分/カラー/ブルーレイ〕[投票]
★2パパラッツィ(1963/仏)ジャン・リュック・ゴダールの作品『軽蔑』の撮影のため、他のスタッフや俳優達とともにブリジット・バルドーはロケ地のカプリ島へ渡った。だが、当時の彼女は常に世界の雑誌の表紙を飾り続けるセックス・シンボルであり、彼女の一挙手一投足をカメラに収めるべく、パパラッツィどもはあらゆる手段でカプリ島に侵入し、シャッターチャンスを狙う。本編は彼らに立ち向かい、撮影を無事に敢行させようとする映画スタッフとバルドーその人の姿を追う。〔20分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★2バルドー/ゴダール(1963/仏)ジャン・リュック・ゴダール監督の作品『軽蔑』のメイキングフィルムシリーズとして、『パパラッツィ』とともに二部作を成すジャック・ロジエ作品のひとつ。作品としては撮影されてゆく『軽蔑』を通して、ブリジット・バルドーと監督とのよき関係が時にシャープに、時にユーモラスにフィルム上に焼きつけられてゆく内容である。〔10分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3ブルー・ジーンズ(1958/仏)ジーンズを穿き、スクーターに跨ってカンヌの海岸通りにやって来たルネ(ルネ・フェロ)とダニー(フランシス・ド・ベレッティ)の目的は女の子漁りであった。さっそく見境なしに道行く女の子に声をかけまくるが、世の中は甘くはなく悉く振られる二人。それでもやっと誘いに応じたのは、ビキニ姿のバベット(エリザベット・クラール)とロール(ロール・コレッティ)だった。彼女らとドライヴに繰り出したのは良かったが、ガス欠になり金のない二人は、スクーター一台をスタンドに預けてゆかざるを得なかった。それでも息の合った四人は、砂浜で思う存分遊びまわる。ジャック・ロジエの出世作となった短編。〔23分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3オルエットの方へ(1969/仏)9月初めの海辺の街。ここにヴァカンスを楽しみにやってきたキャロリーヌ(キャロリーヌ・カルティエ)、ジョエル(ダニエル・クロワジ)、カリーン(フランソワーズ・ゲガン)の三人娘は、大はしゃぎで別荘と海で遊びまわる。皆とともに騒ぐジョエルの元に現れた上司ジルベール(ベルナール・メネス)は彼女の親切心を期待して別荘に乗り込むが、娘たちの団結はそれを許さず、彼は庭のテントに追いやられるのだった。そんなジョエルたちの前に現れた男パトリック(パトリック・ヴェルデ)に、ジョエルは心ときめくものの彼の目当てはカリーンだった。彼の存在が三人の間に不和を呼び、カリーンはパトリックとも喧嘩をする。〔161分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3メーヌ・オセアン(1985/仏)列車に乗っていたブラジル人ダンサー、デジャニラ(ロザ・マリア・ゴメス)は車掌のリュシアン(ルイス・レゴ)に切符のことで罰金を要求されるが、フランス語の話せない彼女はしどろもどろ状態。そこへやってきた女弁護士(リディア・フェルド)は、デジャニラとリュシアンの通訳に立つものの、次第に車掌を悪者扱いして攻撃し始める。混乱の中、列車はアンジェの町に到着、女弁護士は彼女の依頼人たる漁師プチガ(イヴ・アフォンソ)とともに降り立つ。そしてヴァカンスの季節、プチガの島に滞在していた弁護士とデジャニラは、車掌とその上司(ベルナール・ムネーズ)がやってくるのに出くわす。さっそく大騒動が始まった。〔135分/スコープ/カラー〕[投票]
★4アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち(2008/米=ブラジル=英=アルゼンチン)タンゴが現代の大衆音楽のひとつとして、グローバルに支持されている昨今であるが、そのうちでも長い歴史を持ち、人々に愛されている「アルゼンチン・タンゴ」のマエストロ(巨匠)たちが一堂に会してのアルバムを製作しようと、音楽家グスターボ・サンタオラヤは考え、かつての巨人たちに声をかけた。ブロードウェイ・ショウ『タンゴ・アルゼンチーノ』の大ヒットの中、まだまだ自分たちは演奏できる、歌えると奮起したアーティストたちは、ブエノスアイレスのコロン劇場で一夜限りのコンサートを行い、その名演を残すべく次々と参入する。この作品は22人のマエストロたちの甘美な一夜に向けての奮闘を描くものである。〔92分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1借りぐらしのアリエッティ(2010/日)心臓を病んだ少年・翔(神木隆之介)は、一週間だけ、かつて母親が世話になった大伯母の貞子(竹下景子)の木々に囲まれた屋敷に静養に訪れた。そこに住んだかつての先祖たちは、いずれも物語の登場人物のような小人たちが、家の何処かから現われるのを見たという。母はその小人たちのためにドールハウスを作らせ、いずれ彼らに贈るつもりだった。そして翔は、ある日庭をかける小さな少女の影が、家の軒下に消えるのを見る。彼女のためにドールハウスのキッチンを軒下に置いた翔は、アリエッティ(志田未来)という名の彼女に糾弾される。彼女らに課せられた掟は、人間に姿を見られてはいけない、というものであった。〔94分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★5必死剣 鳥刺し(2010/日)海坂藩の武士・兼見三左ェ門(豊川悦司)は、一同の衆目の中で藩主・右京太夫(村上淳)の側室である、藩を蝕む毒婦・連子(関めぐみ)を刺殺した。 兼見は打ち首覚悟で事に及び、ただ裁断を待つ身であったが、中老・津田(岸部一徳)は彼に一年の禁足と降格のみを伝える。その理由は津田の取り成しゆえと聞いた兼見は、ただひとりの姪である里尾(池脇千鶴)に身の回りの世話を頼み、刑期を全うして城に戻るのであった。その頃、なおも藩主の横暴は続き、民百姓たちは塗炭の苦しみに喘いでいた。それを見過ごせぬ別家・隼人正(吉川晃司)が謀反に動くかとの噂が立ち、秘剣を会得する兼見にある密命が下る。〔114分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3アデュー・フィリピーヌ(1962/仏=伊)アルジェリア戦争の続く1960年。TVマンであるミシェル(ジャン・クロード・エミニ)の元にもついに召集令状が届いた…。その前にTV局の前にたむろしていた、モデルのリリアーヌ(イヴリーヌ・セリ)とジュリエット(ステファニア・サバティーニ)をミシェルは誘い、CM監督のパシャラ(ヴィットリオ・カプリオリ)に撮らせたものの、パシャラはギャラも払わず遁走してしまった。TV局の上司をコケにし、早めのヴァカンスを取るために仕事を辞めたミシェルは、リリアーヌたちとコルシカ島へ向かい休暇を満喫しようとするが、偶然パシャラがここに来ているのを知り、追跡を始める。〔110分/モノクロ/ヴィスタ〕[投票]
★4死んだ時間(1964/仏)人間とは何者か?…人間は戦争を起こす。人間は狩りをする。人間は虐殺する。そして、人間は人間を処刑する…。哀愁を帯びたアラン・ゴラゲールの旋律に乗って、殺戮に明け暮れる人間の姿が乾いたローラン・トポールのペンで画面上に描かれる。死者たちの風景、葬送の行進、愛と殺戮をつかさどる女神のような美女。地球は人間たちに相応しい住処なのか。〔10分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3猿の歯(1960/仏)青白い肌のある青年…彼は虫歯に悩み、歯科医院へ向かった。だが、ここの歯医者が酷い男だった。麻酔をかけた青年から、歯を全部引っこ抜き、自分のコレクションに加えてしまったのだ。夢うつつで家族を失ったような悲しみにくれる青年を、医者は町外れに捨ててしまう。ところがこの顛末を全て見ていたものがいた。何を隠そう、それは自転車に乗った正義の味方の猿だったのだ!!自転車のベルを軽快に鳴らし、いま猿は復讐に向かう!!……という筋のこの物語ですが、決してギャグではないのです、念のため。〔11分/カラー/スタンダード〕[投票]
★4ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い(2009/伊=スペイン)ヴェネツィアで育った青年神父ロレンツォ(ロレンツォ・バルドゥッチ)は、カサノヴァ(トビアス・モレッティ)の薫陶を受けて詩の才能を見い出されるが、奔放な女性関係を理由に国を追われ、ウィーンへ渡った。彼は紹介状を手に宮廷音楽家サリエリ(エンニオ・ファンタスティキーニ)を訪ねるが、サリエリからは新進気鋭の作曲家モーツァルト(リノ・グワンチャーレ)への作詞提供を薦められた。モーツァルトに、ロレンツォはカサノヴァにかつて見せられた『ドン・ジョヴァンニ』の再歌劇化を提案する。それにはヴェネツィアで彼が巡り会った運命の女性、アンネッタ(エミリア・ヴェルジネッリ)への想いが込められていた。〔127分/カラー/スコープ〕[投票]