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けにろんさんのあらすじ: 投票数順

★4犬、走る DOG RACE(1998/日)新宿警察の刑事、中山(岸谷五朗)は韓国人情報屋、秀吉(大杉漣)とツルんで新宿で売り出し中の韓国組織の愛虎組に警察情報を流して金を稼いでいるが、仕事も結構マジメにしたりもする。中山の女、桃花(冨樫真)は裏では秀吉とツルんで闇金・売春・密入国・闇賭博等やりたい放題で金を稼ぎまくっていた。そして、愛虎組組長の権田(遠藤憲一)は桃花のパトロンで中山とは微妙な関係であった。忙し過ぎて寝ていない中山は売人から取り上げたシャブを打ち、後輩の佐久間(香川照之)にも強要する。ハイになった2人はボッタクリバーのコギャルを強姦し店を破壊し尽くすのであった。そんな或る日、秀吉が部屋に帰ると桃花が死んでいた…。崔洋一の監督第13作。[投票(1)]
★3陰陽師(2001/日)西暦794年の遷都元年の平安京。右近衛府中将、源博雅(伊藤英明)は上官の命で陰陽師の安部晴明(野村萬斎)を訪ねるが、幾つかの術を眼前で見せられ参ってしまう。一方、内裏では陰陽師の道尊(真田広之)の儀式の元、左大臣の娘が帝(岸部一徳)の子を出産。面白くない右大臣の藤原元方(柄本明)は道尊と結託して赤児に呪(しゅ)をかける。死に瀕した赤児の元に呼ばれた晴明の横には謎の女、青音(小泉今日子)がいた。果たして、かけられた呪を解けるのか…。夢枕獏のベストセラーを映画化した滝田洋二郎の第38作。[投票(1)]
★3ロング・キス・グッドナイト(1996/米)ニュージャージーの小学校教師のサマンサ(ジーナ・デイビス)は優しい夫と8歳の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた。そんな彼女だが8年前に記憶喪失で発見された過去を持ち、それ以前の記憶が無いのである。或るクリスマスイブのパレードでサンタクロースに扮した彼女がTVで映されたとき、偶然それを見ていた犯罪組織のボス、ティモシー(クレイグ・ビアーコ)や米政府諜報局長パーキンス(パトリック・マラハイド)たちは驚愕の表情を浮かべる。そして、その晩、不注意から交通事故を起こしたサマンサの脳裏に過去の記憶の断片が浮かび上がる…。ハリウッド史上最高額で競られたという脚本をレニー・ハーリンが監督。[投票(1)]
★5テス(1979/英=仏)19世紀末英片田舎マーロット村。酒飲み行商人ジョン(ジョン・コリン)は道で研究家の牧師から自分が名高い貴族の直系子孫だと言われ、大邸宅を構えるダーバビル家に娘のテス(ナスターシャ・キンスキー)を送り込んで親戚関係を主張させようとする。仕方なくダーバビル家に行ったテスは放蕩息子のアレック(レイ・ローソン)に目を付けられて家畜の世話係として雇われるが、犯されて妊娠してしまい実家に帰る。出産した子供が数週間で死んでしまい、傷心のテスは家を出て遠く離れた牧場で働く。そこには農業の勉強に来ている心優しき若者、エンジェル(ピーター・ファース)がいた…。80年セザール賞作品賞他3部門、アカデミー撮影賞他3部門他受賞。[投票(1)]
★5グラン・ブルー(1988/仏)1965年のギリシャ。潜水夫の父と暮らすフランス少年ジャックはイタリア少年エンゾに一方的にライバル視される。やがて父が事故死しジャックは取り残された。1988年の伊シシリー。難破船の解体作業中のエンゾ(ジャン・レノ)は弟にジャックの捜索を命じる。南米ペルーのアンデス。ジャック(ジャン・マルク・バール)は湖に落ちたトラック引上げ作業に従事している。ニューヨークの保険会社員ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)が調査に訪れ孤独な作業を淡々と行うジャックに惹きつけられる。そして、南仏リビエラの自宅でイルカと寛ぐジャックの元にエンゾが現れ、シシリーで開催される世界潜水選手権大会に出場しろと言う…。リュック・ベンソンの第3作。[投票(1)]
★3ターミナル・ベロシティ(1994/米)フェニックスでスカイダイブのインストラクターをするディッチ(マーティン・シーン)の元に或る日、クリス(ナスターシャ・キンスキー)という美女が訓練の申し込みに訪れる。一発でメロメロになったディッチは訓練もせずに飛びたがる彼女の言うがままに飛行し、目を離した隙にクリスは勝手に空中に飛び出して墜落して死んだのであった。殺人容疑で追われる身となったディッチは身の潔白を証明しようとクリスアパートに忍び込んだところ、クリスがスカイダイブの熟達者であったことを知る。そこに突如、暴漢が襲いかかってきた…。フェリーニのアシスタントで修行したというデラン・サラフィアン監督作。[投票(1)]
★5台風クラブ(1984/日)東京近郊の市立中学校。明(松永敏行)が夜にプールで泳いでると女子生徒たちがやって来て、からかわれた明は溺れるが、ジョギングしていた野球部の恭一(三上祐一)と健(紅林茂)が助けた。翌日、数学の梅宮(三浦友和)の授業中に中年夫婦が入ってきて娘と同棲してる梅宮を詰る。潔癖な女生徒の何人かは授業ボイコットの相談をする。そして台風が接近する土曜日。恭一のガールフレンドの理恵(工藤夕貴)は寝坊して登校せず原宿を彷徨う。梅宮を難詰するため放課後残った美智子(大西結花)は置いてけぼりを喰う。健がやって来て美智子を追い回す。雨と風はますます激しさを増していく…。85年東京国際映画祭ヤングシネマ大賞受賞。[投票(1)]
★5蒲田行進曲(1982/日)時代劇のメッカの京都撮影所では「新撰組」の撮影がたけなわ。初主演の銀ちゃん(風間杜夫)こと金岡銀四郎は神経が高揚してヤス(平田満)を初めとした大部屋俳優たちをどつきまくる。ヤスにとっての銀ちゃんは長年の憧れであり、銀ちゃんにとっても又ヤスは自分の最大の理解者なのであった。或る真夏の昼下がり。ごろ寝しているヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏(松坂慶子)を連れて来た。彼女は妊娠しており、銀ちゃんはヤスに小夏と一緒になってくれと頼む…。82年の国内各賞の作品賞を独占。主演の3人も各々賞を得た。[投票(1)]
★4キッスで殺せ(1955/米)ロスの私立探偵マイク・ハマー(ラルフ・ミーカー)は、或る夜ハイウェイを走行中、裸足で走っている女クリスティーナ(クロリス・リーチマン)を拾うが、謎の男達に捕えられ拷問される。気を失ったハマーは病院でクリスティーナの死を知らされ、助手のベルダ(マキシン・クーパー)に調査を命じる。クリスティーナのルームメイトのリリー(ギャビー・ロジャーズ)に辿り着いたハマーだったが、脅迫の魔の手が迫るのである…。60年代にトリュフォーゴダールに再評価され復権し最近ではタランティーノコックス等が自作でオマージュを捧げたとされるアルドリッチ作。[投票(1)]
★4アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー)ナチスがユーゴに侵攻した41年のベオグラード。マルコ(ミキ・マノイロビッチ)はブラッキー(ラザル・リストフスキー)と共産パルチザンに参加し義賊と評判になる。彼は祖父の屋敷の地下に弟イヴァン(スラブコ・スティマッチ)やブラッキーの妻ヴェラ(ミリャナ・ヤコヴィッチ)たち避難民を匿う。愛人の女優ナタリア(ミリャナ・ヤコヴィッチ・2役)が独将校の愛人になったが為に拷問されたブラッキーを救出し彼も地下室に…。45年に終戦しユーゴ連邦が発足。61年にはマルコはナタリアを妻にし連邦政府の重鎮に…しかし、地下に匿われた人々は未だドイツ占領下と信じ込まされていた…。95年カンヌのグランプリ。[投票(1)]
★5酔拳2(1994/香港)清朝末期。フェイフォン(ジャッキー・チェン)は父ウォン(ティ・ロン)の旅の同行中に高名な武術家マンケイ(ラウ・カーリョン)に泥棒と間違われて一戦交えたが、その途中、マンケイの持っていた中国皇帝の印章が偶然フェイフォンの手に渡った。家に戻り継母リン(アニタ・ムイ)との買物途中、泥棒に遭い父の戒めを破って酔拳を使ってしまい、家を叩き出される。酔っ払って憂さを晴らしていると先程の連中が戻ってきて袋叩きにされる。その頃、マンケイが訪ねて来た。彼は中国秘宝を根こそぎ国外に売りさばく一味と戦っていたのだ。フェイフォンも協力を決意するが…。94年正月の香港でそれまでのジャッキー映画中最高興収をあげた。[投票(1)]
★5ブロードウェイのダニー・ローズ(1984/米)マンハッタン7番街のカーネギーデリカテッセンで芸人達の昔話に花が咲く。誰かがダニー・ローズ(ウディ・アレン)のことを話し出す。彼は売れない芸人だったがマネージャーに転業。抱える3流芸人達の中で歌手のカーノバー(ニック・アポロ・フォート)が何とか売れ出すが、ディナーショーで恋人のティーナ(ミア・ファロー)が来てくれないと歌えないと言い出し、ティーナをニュージャージーまで迎えに行くとジョニー(エドウィン・ボルド)という男のパーティに行くとのことで付いて行くがジョニーがダニーをティーナの恋人と勘違いして自殺未遂。ジョニーの弟で殺し屋のジョー(フランク・ランズリ)がダニーを追う…。ウディ・アレンの監督第14作。[投票(1)]
★3RED SHADOW 赤影(2001/日)戦国の世。かつて隕石より採取した鋼で武装し無敵を誇った「影一族」と呼ばれる忍者集団も頭領の白影(竹中直人)の下、赤影(安藤政信)、青影(村上淳)、飛鳥(麻生久美子)の3人の若者を残すのみとなっていた。ある日、大名の東郷(津川雅彦)から敵対する京極の城に潜入し新型武器を調査せよとの指令が下る。一方、京極家では当主の兼光(神山繁)の死を契機に孫娘の琴姫(奧菜恵)と家老の竹之内(陣内孝則)の対立が表面化し一触即発の状況。そして、潜入を果たした赤影達を弦斎(根津甚八)率いる根来軍団が待ち構える…。中野裕之の劇場映画第3作。[投票(1)]
★3見知らぬ乗客(1951/米)列車の中でテニスプレーヤーのガイ(ファーリー・グレンジャー)は、いきなり見知らぬ男、ブルーノ(ロバート・ウォーカー)から話しかけられる。ガイはアン(ルース・ローマン)と不倫愛の真っ直中で妻のミリアム(ローラ・エリオット)が邪魔で仕方ないのだが、ブルーノなる男はミリアムを殺してやるから、代わりに自分の父親を殺してくれと持ちかけてきたのだ。藪から棒の交換殺人の提案に戸惑い当然拒否したガイであったが、後日ブルーノは勝手にミリアムを殺してしまった…。ヒッチコックの第44作。[投票(1)]
★3コミック雑誌なんかいらない!(1985/日)ビタミン剤をサンドイッチにした朝食を済ませ芸能レポーターのキナメリ(内田裕也)は成田で桃井かおり(本人)からコメントを取ろうとするが完全無視される。局に帰るとプロデューサー(原田芳雄)に詰られ、憂さ晴らしに行ったバーでは桑名正博(本人)と安岡力也(本人)に酒をぶっかけられる。三浦和義(本人)を執拗に追い、松田聖子(本人)の結婚報道では石原プロの連中とトラブり、石原真理子(本人)宅でスプレーをかけられ、一方では山一戦争を神戸に追う。そんな最中、同じマンションに住む老人(殿山泰司)が金の先物取引で金を巻き上げられた…。86年のキネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン特別賞、毎日映画コンクール脚本賞受賞。[投票(1)]
★3ロング・グッドバイ(1973/米)私立探偵のマーロー(エリオット・グールド)は、メキシコに行く旧友のテリー(ジム・バウトン)を見送った後逮捕される。テリーは妻を殺害しており、マーローは逃亡幇助だというのだ。ところが3日後、メキシコでテリーが自殺したとのことで何故か釈放される。一方、失踪した有名作家ウェイド(スターリング・ヘイドン)の捜索をその妻アイリーン(ニーナ・バン・パラント)から依頼されたマーローは精神病院でウェイドを発見するが、彼の態度がどうも釈然としない。そんなマーローの前に、テリーの仲間だったというギャングのマーティ(マーク・ライデル)が現れ、彼が持ち逃げした35万ドルの隠し場所を吐けと脅迫する…。アルトマンの第18作(除TV)。[投票(1)]
★2女王蜂(1977/日)昭和27年の伊豆。大道寺家の大時計の内部で大道寺智子(中井貴恵)の求婚者が引き裂かれて死んでいるのが発見された。金田一耕助(石坂浩二)は、それとは別の19年前に起こったの事件の解明を依頼されてやって来たのだが、又も事件に巻き込まれる。かつての事件とは大道寺家の現当主の銀蔵(仲代達矢)が親友の日下部(佐々木勝彦)と伊豆旅行をした際、日下部が崖から転落死したというもの。日下部は当時、大道寺琴絵(萩尾みどり)と愛し合い、琴絵は妊娠していた。日下部の死後、生まれたのが智子であり、銀蔵は大道寺家に婿養子に入ったのであった。そして金田一は当時の事件と今回の事件が無関係ではないと考えた…。市川崑による金田一シリーズ第4作。[投票(1)]
★3勝手にしやがれ(1959/仏)自動車泥棒のミシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)はマルセイユで車を盗んでパリに帰る途中、追って来た白バイ警官をあっさり射殺する。パリに着き、かねてより恋仲の新聞売り子のアメリカ留学生パトリシア(ジーン・セバーグ)と再会しデートに誘うが先約があると断られ彼女のベッドで朝まで待つ。戻って来たパトリシアとシーツに潜り込んで戯れたあとミシェルは彼女を仕事場に送って行き、待ってる間に買った新聞で自分が指名手配されていることを知る。盗んだキャデラックでミシェルの仲間のアパートに逃げ込んだ2人であったが…。ヌーヴェルヴァーグの評価を決定付けたゴダールの事実上のデビュー作。[投票(1)]
★4哀しみのトリスターナ(1970/仏=伊=スペイン)1929年のスペインの古都トレノ。みなし子になったトリスターナ(カトリーヌ・ドヌーブ)は名付け親のドン・ロペ(フェルナンド・レイ)の養女となった。ドン・ロペは慎ましい生活を送る自由主義者であったが一方では無類の女好きであった。愛は自由であるべきで結婚は罪悪であるとの自説を幼いトリスターナに教え込むドン・ロペ。やがて娘らしく美しくなったトリスターナは毎夜ドン・ロペに寝室に呼ばれる。街では労働者と警官隊が衝突を繰り広げる或る秋、ドン・ロペの不在中に外出したトリスターナは若き美青年画家のホラシオ(フランコ・ネロ)と出会う…。ブニュエルがスペインで撮った3本のうちの1本。[投票(1)]
★4裸足の伯爵夫人(1954/米)スペインのマドリッド。映画監督のドーズ(ハンフリー・ボガート)はとあるカフェで踊る裸足のキャバレーダンサーのマリア(エバ・ガードナー)に目を奪われる。さっそく彼女を主演にローマのチネチッタで映画が撮られマリアは一躍、世界的な映画スターとなるのであった。人気絶頂のマリアはリビエラに赴いた際、地元のジプシー部落で衝動的に踊っているところをイタリアの伯爵ファブリーニ(ロッサノ・ブラッツィ)に見初められる…。マンキーウィッツ初のカラー作品。又ボガートとつるむプロデューサーを演じたエドモンド・オブライエンがアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ助演男優賞を受賞。[投票(1)]