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博徒外人部隊 (1971/)

[Crime/Action]
製作俊藤浩滋 / 吉田達
監督深作欣二
脚本神波史男 / 松田寛夫 / 深作欣二
撮影仲沢半次郎
美術北川弘
音楽山下毅雄
出演鶴田浩二 / 安藤昇 / 若山富三郎 / 工藤明子 / 小池朝雄 / 渡瀬恒彦 / 由利徹 / 室田日出男 / 曽根晴美 / 今井健二 / 沢彰謙 / 高品格 / 諸角啓二郎 / 北川恵一 / 日尾孝司 / 河合絃司 / 小林千枝 / 植田灯孝 / 山本麟一 / 中丸忠雄 / 内田朝雄
あらすじ現代の横浜。長い獄中生活の末すっかり落ちぶれてしまった組の再建を図るため、郡司(鶴田)は僅かに残った仲間(安藤昇、小池朝雄、室田、曽根晴美、由利徹)を引き連れて本土復活して間もない権力の空白地・沖縄へと渡る。郡司らは地元ヤクザとの抗争を繰り返しながら次第に勢力を拡大、地元の大物・与那原(若山)の知遇も得てようやく安定期に入るがそれも束の間、かつての宿敵で今や大勢力となった大東会(内田朝雄、中丸忠雄)が鳴り物入りで乗り込んで来るのであった。 鶴田浩二主演「博徒シリーズ」第九作とも云われるが内容は全く別物。監督深作欣二の『仁義なき戦い』以前の代表作の一つ。 <東映東京/93分/カラー/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4北野武の沖縄もの2作品に確実に影響を与えている作品。鶴浩もクールでカッコいいが、若山富三郎が原哲夫の漫画に出てくるみたいなオーバーキャラでウケる。 (もしもし)[投票(1)]
★4ダーティーな世界を描こうとする深作の方向性に生真面目な鶴田が応えられてるとは言い難く、この二人が組まなくなったのも納得。とはいえグラグラ揺れるカメラワークで活写される沖縄は魅力的。後の作品に繋がるこの監督のスタイルは既に出来上がってる。 (太陽と戦慄)[投票]
★4返還前のOKINAWAでのロケ、ジャズと沖縄民謡が流れる画、スーツにサングラスの鶴田浩二も渋いが、時代は「任侠」から「暴力」へと移っていく。深作VS鶴田の確執の終焉は時代の必然であった。 (sawa:38)[投票]
★4スーツに黒いサングラス。ベタなギャング姿だが、鶴田浩二だと、品格さえ感じる。あらすじなんかどうでもよくて、ひたすら鶴田浩二の姿を、目を細めて追ってしまいました・・・。 (worianne)[投票]
★3これは明らかに沖縄をメキシコに見立てて撮られたやくざ版『ワイルドバンチ』だ。深作欣二にとっては鶴田浩二主演のそれまでの任侠映画との決別の意味も込められていたのだろう。サム・ペキンパー作品のような鮮烈な暴力描写が見られないのは少々残念だが、これはこれで中々面白い作品に仕上がっている。 (Sigenoriyuki)[投票(1)]
★3確かにこれに『ソナチネ』の設定は酷似している。ただし北野的死生観を担うのは鶴田ではなく安藤昇なのだ。一方若山は『沖縄やくざ戦争』の千葉へ先鋭化されゆく。何より深作演出の『仁義なき』闊達さには今更だが惚れ直した。 (けにろん)[投票(1)]
★3良くも悪くも過渡期的作品。仁侠映画というよりは無国籍アクション。監督と鶴田の相性はイマイチなれど『ワイルド・バンチ』なラストの行進にゃーゾクゾクした。 (町田)[投票(1)]
★2由利徹で予想される通りの人情塗れの劇画で退屈。翌年始まる『人斬り与太』以降の非人情釣瓶打ちとは明らかな落差がある。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点1人*
4点6人******
3点7人*******
2点2人**
1点0人
16人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう)[投票(8)]
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