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いけちゃんとぼく (2009/)

[Drama]
製作総指揮井上文雄
製作井上泰一
監督大岡俊彦
脚本大岡俊彦
原作西原理恵子
撮影藤石修
美術新田隆之
音楽川嶋可能
出演蒼井優 / 深澤嵐 / ともさかりえ / 萩原聖人 / モト冬樹 / 蓮佛美沙子 / 柄本時生 / 岡村隆史 / 吉行和子
あらすじヨシオ(深澤嵐)のそばに何時もいる不思議な友達、いけちゃん(声:蒼井優)は、色と大きさを自在に変えることのできるオバケ。いけちゃんは父ちゃん(萩原聖人)があっけない最期を遂げたときも、悪童二人組にどつきまわされたときも、何時もヨシオを見守っていて、なんと言うことはないアドバイスを与えてくれるのだった。仲間達が報復を恐れ逃げ去ったとき、ヨシオはいけちゃんが見守ってくれることで二人組に応戦できた。もっとも、密かに心を寄せる女学生(蓮佛美沙子)とお喋りするときには、いけちゃんは怒って真っ赤になるのだが…。いけちゃんとは何者かを知る前に、ヨシオにとっては避けて通れない変節がある日訪れる。〔107分/ヴィスタ/カラー〕 (水那岐)[投票]
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全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5蒼井優にとっては、聴き込めばオバサン声の得体の知れないバケモノに成りきる冒険を、いともたやすく楽しげに行なっている。彼女に加え、主役を演じる深澤嵐も小学生らしからぬペダンティックな発言を弄しながら、近年の邦画にも稀な子供らしい演技で物語を牽引している。児童向け作品では出色の出来である。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★4もうすっかり忘れ去っている子供のこころを、大人が大切に織物を紡ぐようにじっくり描いているのですっかりその世界にはまってしまった自分を見る。 [review] (セント)[投票(3)]
★4プロモーション的にはしょうがないが、「泣ける」があまりに前に出すぎていて損をしていると思う。ただ、西原理恵子の情緒的世界観の映像化は上手く出来ている。それが素晴らしい。 [review] (Master)[投票(2)]
★4子供たちの理不尽な社会構造に対しての丁寧な描き方は好感が持てる。確かにあの年代っていうのはああいう些細なことに胸を砕かれるんだよ。結局、大人になってもあの構図は変わらないってことに俺たちはその後気づくわけだけど。蒼井演じるいけちゃんが感情過多な台詞になった途端に作品から心が離れた。いけちゃんは傍観者の立場から離れてはいけないと思うんだ。 [review] (tkcrows)[投票(1)]
★3あまり好きなタッチではないが、結構シビアな題材をポジティブに見せるためには、この浮つき感は必要な「演出の緩み」なのだろう。子供の「内面」の未熟(=柔軟)さを利用して、超「外界」が越境するアイディアも、あまたの凡庸な前例の轍を踏まず成功している。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3原作の良さは垣間見えるが、演出力不足がどうしようもない。阪本順治が撮ったら秀作にしただろう。いけちゃんの声、蒼井優はさすがだが、池脇千鶴の方が洒落ていたと思う。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3サイバラさんの漫画は絵が汚いし内容が過激なので、少し読んだが止めた。今回原作と知って、ええっ!落差にビックリ。しかしとんぼの眼だけをいくつか取って万華鏡に入れて見る―なんてサイバラらしいし、主人公少年も変にしっかりしていて変に理屈っぽいし、やはりサイバラらしいか。 (KEI)[投票]
★3西原理恵子原作の映画にでる子役は大変だな。72/100 (たろ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点10人**********
3点10人**********
2点0人
1点0人
21人平均 ★3.6(* = 1)

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