★4 | 反町隆史の、寡黙すぎる青年像は、意外にはまり役だ。都合よすぎる繋がりや展開は、いくつか見受けられたが、全体的には、あまり気にならなかった。ただ、台詞が聞き取りにくかったのが難点。何とかならなかったのだろうか。じっくりと描かれる人間ドラマが、見ごたえがある。後半は、緩やかな円が描かれ、着地点に舞い戻ってきたかのようなイメージ。重厚な物語に、爽やかな風が吹き抜けていく「優しさ」が心地いい。 (ことは) | [投票(3)] |
★1 | 感情を徹底的に排除した法制度の行き着く先に、感情の権化である死刑が存在するという人間と社会の存在自体に関わる問題を大上段に振りかざしておきながら、その舌の根も乾かぬうちに、ことの核心に背を向けてとっとと逃走する卑怯さは噴飯もの。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 原作も面白かったが、映画としては心の部分の照らし方が陰影深くいい作品となった。ラストの10分はいつもの長澤の暖かさを見たような気がする。人へのまなざしがいい。山崎と反町との演技の対比もいい。反町こんなにいい演技できるんだ。感動作。 (セント) | [投票] |
★3 | 暗い役どころの反町隆史を初めて観たが、以外と好演していた様な・・・ (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | 演出は確かに上手いんだが、長澤雅彦はやはり『ココニイルコト』のような、地に足のついた話の方がいいんじゃないか。[よみうりホール (試写会)/SRD] (Yasu) | [投票] |
★5 | 暗さ一辺倒で終わるかと思ったがシリアスな演技とリアルな話に引き込まれた。そこいらに転がっているような駄サスペンスとは違いいろいろ考察しながら観ることができた。腑に落ちない点はあるが反町隆史の新たな一面が見られた。どうもありがとう。 (なをふみ) | [投票(2)] |