「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
新学期 操行ゼロ(1933/仏) |
美しいのと可笑しいのとで涙が出る。これ以上の映画を知らない。 (tomcot) | [投票(1)] | |
なるほど確かにスローモーションの場面は素晴らしかったが、全体的にちと退屈であった。 (赤い戦車) | [投票] | |
聖性降臨の映画。乱れ舞う羽毛と進み行く子供達の数瞬にはグロテスク性が聖性に転げて化け遂せる如き倒錯的で恍惚的な官能性が迸る。少年は是非ともフルちんフル回転でバック転せねばならない。形骸と化した聖性は死生の内実を活きるグロテスク性によって新たに生まれ変わり、即ち革る。 (鷂) | [投票(1)] | |
なんて瑞々しい反抗。スローで羽毛が舞うシーンは昇天モノの美しさ。 (ドド) | [投票(2)] | |
画面内で想外の何かは結局起こらない。時代コードに対する越境は既存のモラルの反転を企てると同義ではないのだろう。映画に於けるスローモーションを改めて再考させられた。羽根舞う枕投げ合戦はそこまでロマンティシズムで修飾される要はないと思えたから。 (けにろん) | [投票] |