★5 | しゃべらない方がいいことくらい、誰よりもチャップリン本人が知っていた。でもしゃべった。サイレントを誇りにしてきたチャップリンが。これ以上の真剣さを一体誰が示せただろうか。 [review] (tomcot) | [投票(5)] |
★4 | 風船で遊ぶシーンを筆頭に素晴らしいシーンばかり。ラストの演説はそれまでの流れを無視していてバランスが悪すぎるけれども、それはチャップリン自身も重々承知だったはず。それでも言わずにはいられなかったのだろう。彼の勇気に拍手を贈りたい。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 痛烈な皮肉を込めた名作。 (ワトニイ) | [投票] |
★3 | チャップリンは凄い人だとは思う。最後の演説には私とて感動する。しかしこれが映画的かと云われると首を傾げてしまう。独裁者を揶揄する方法としてマルクス兄弟やルビッチのやり方を見てしまったからかも知れないが。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | まじめな映画。チャップリンはえらいと思う。風船のシーンが印象的。 (buzz) | [投票] |
★4 | 独裁者パートは時間に追われる設定がスピード感を煽りギャグ積載量も豊富で澱むところ無くチャップリンの潜在悪意が垣間見える際どさ。その分そう悪くもない床屋パートが凡庸に見えてしまうが、恒久平和をベタベタに謳いバランスをとる。食えない野郎だ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | この映画が素晴らしいのは百も承知だし、最後の演説にはチャップリンの想いが溢れていて心打たれる。だが、演説の後ではそれまでのドタバタが白々しく思えてくる。純粋にコメディーとして楽しんでいた自分を否定されたような後味の悪さ。 (マッツァ) | [投票(2)] |