「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
水俣 患者さんとその世界(1976/日) |
水中に揺らぐ蛸。夕焼けの不知火海。その美しさ故に、悔しさがこみ上げてくる。 [review] (田原木) | [投票(2)] | |
大遠景で海上(水俣湾)を映したカットが度々入るのがいい。夕方の光の中の船の遠景。土本典昭が患者に寄り添い、深い信頼関係を築いていることがようく分かる。その関係性に何度も落涙しそうになる。映画の一方のエッセンスは、あくまでも被写体の魅力と、カメラの視点との関係なのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |