★4 | ファスビンダーが映画人であることの確固たる事実。そしてハンナ・シグラの執念。無名時代を共にした二人のお互いの執念の結実、そして愛。憎悪と無情の愛。可愛さ余って憎さ100倍。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 私にはもう、彼以上に愛せる人はいないんだよ。みたいな。そういう情念のようなものが、マリアの強靭さとともにビシビシ伝わってくる。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 敗戦国の戦後という退廃を旨とする作家の自家籠中世界のヒロインが一途な愛を貫くのが泣かせるが、一方で切り捨てられる数多の男たちは哀れだ。スペクタクルな世界に毒と純情を程よくブレンドしファスビンダーが大衆寄りに転回した記念碑。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | ファスビンダーに演出力が備わっているのは自明のことだが、どうも私とは役者の趣味が合わない。ハンナ・シグラも含め、わざと映画向きでない顔を選んでいるようにさえ思える。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | マリアが懸命に生きようとすればするほど漂うやるせなさと閉塞間。その運命を静かに見つめながら送り続けられる「赤い」バラは、東から西への愛憎の象徴。交わるべくして交わることができない戦後ドイツのしこりとジレンマ。何と「政治的」な結婚。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 誰ひとり幸福にならないのが凄い。特にラストには呆然。いやな映画です。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 悪女だけど良妻、良妻だけど悪女。 (りかちゅ) | [投票(1)] |