★4 | 4人によるサンバダンスの奇矯さも良いが、ヴェルディのレクイエム(怒りの日)に乗ってフランツが弾けるように踊る画面の強度も大したもの。全編、見事な緊張感。中でも第一章のスリリングな会話劇と第三章のけだるい空気感が出色。第四章での収斂は作りすぎのように思えるがサニエのお馬鹿ぶりが可愛いし、ラストカットの倫理観にも好感が持てる。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | まともに意味を考えてみる映画じゃないでしょう。映像がはっとするところが多く、新鮮でした。オゾンはなかなかきめが細かくなった。大物になる予感がある。ただ、ちょっとまだ作家本来の思想性が見えないので、ペンディングだが、、。サニエはいい素材だ。 (セント) | [投票] |
★5 | 一つにはホモセクシャル、恋の主導権、エゴ、美脚に纏わる絶妙のコント。一つには老いと死、果たされない約束、逃れられない呪縛についての救い無き悲劇。その二面性はまるで愛そのもの。緻密な構成力とトボけた空気感、奔放な性描写の前に前戯なんて一切不要です。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 後のオゾンの要素が全部入った映画 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 図太いおっさんが勝ち残ってしまうのが人生ってそんなもんという諦念につながる一篇なのだが3者3様に靡いて蔑ろにされるというM連鎖が感情寄せる部分も無いままヘタレダンスで一体化というキッチュ。結局おっさんが若者を口説く導入が一番サスペンスフル。 (けにろん) | [投票] |