「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
地の群れ(1970/日) |
歴史として背負わされた根深い過去。被害者として背負わざるを得ない痛ましい過去。若き日の過ちとして背負った悩ましい過去。その枷と傷と後悔が渦巻くさまを、熊井啓は冷徹なまでに淡々と描く。そこに炙り出されるのは生きている人間の罪そのものだ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ATGとの食い合わせがよいのか悪いのか、難しい題材ですね。 (ひゅうちゃん) | [投票] | |
何よりもまず井上光晴の作品なのだろうが、熊井も当時ならではのシュールな映像で応えており見応えがある。幾度かみせる縦方向への人物の極端な移動が印象的。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |