★4 | 臆面も無く突如始まるグレン・フォードとフェリシア・ファーのキスシーンの生々しい甘美さが、はるか後半の時計にあぶりたてられるようなサスペンスシーンにまでほろ苦い抒情を響き渡らせる。お汁粉に塩とでも言うべき隠し味効果が鮮烈この上ない。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★4 | やっぱりグレン・フォードは凄い役者だったと思い知る。「決断」の唐突感と納得感の絶妙な按配は悪役造型の懐の深さに拠る。苦悩する「善人」役に悪人顔ヴァン・ヘフリンも確信的な配役だろう。見応えある画面は多いが、特にラスト近くの「蒸気」演出が最高。緊張感の操作も見事。ヘンリー・ジョーンズも泣かせる。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 50年代の西部劇をアンソニー・マンとと共に支えたデイヴィスの作品はあまり知られていないけど、本作はお奨め。ただ、激しい銃撃戦を期待してはいけない。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 小粋で飄々とした強盗団のリーダーを演じるグレン・フォードと生活のため彼を護送することになった実直なカウボーイのヴァン・ヘフリンの対比がいい。簡潔かつ明快で爽やかなラストがとても心地良い。 (パピヨン) | [投票] |
★3 | 銃を握っているのに交渉の主導権を握られてます。 (黒魔羅) | [投票] |
★4 | いわゆる“護送モノ”の傑作。 苦悩しながらも己の信念を貫くアメリカの古き良き親父像をバン・ヘフリンが熱演。対するグレン・フォードも、一癖も二癖もある強盗団ボスというオイシイ役柄。やがてお互いの間に芽生える友情が熱いゼ! (AONI) | [投票] |
★3 | リメイク版を先に観てしまったので、地味な感じは否めないが、これはこれで楽しめる。西部劇のわりに派手な撃ち合いがなく、その分、ヴァン・ヘフリングレン・フォードの間に流れる感情が興味深い。 (青山実花) | [投票] |