★4 | 私が今まで見たマーティン・マクドナーの中で、目下のところ本作が一番好きな作品になった。その理由の第一は、舞台になる島のアイルランドらしい(と私が勝手に思っている)地勢が良い画面を提供する、という理由。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★5 | 人間関係の曖昧を取っ払ったときにどうなるかの単線的試行だが、周辺群像の遣る瀬なさが否応なく男の孤独を弥増させ状況の坩堝化を加速させる。海の向こうで時折上がる硝煙は紛争との地続き感を呼び覚ますだろう。周到な配置・装置で炙り出された解なき時代。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 俺だけのルール [review] (週一本) | [投票(1)] |
★4 | コルムがパードリックを拒否した理由はこの際どうでもよい。
人間の不条理と孤独・そして自分を見つめる行為を、皮肉交じりに映像化しているのだから。
[review] (jollyjoker) | [投票(5)] |
★5 | 私のお気に入り映画だ。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | コリン・ファレルを沈思させれば、文法上は彼の主観に入ったことになり、境界知能に自省が生じたと思わせる。しかし直後の行動で、男は学習を拒絶し自らの自意識の欠落を表明し、受け手との視点の同期は誤解だったと判明させる。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |