高島礼子の映画ファンのコメント
神々と男たち(2010/仏) |
これは13人ならず9人(うち一人は医師)の最後の晩餐の話ですね。実際のキリスト受難の13人を思わせる設定はなかなか意味深く、キリストとその弟子たちも死に対して何を考えたのかを強く連想させ、重く深い物語となっている。 [review] (セント) | [投票] | |
生きることの意味を、苦悩と葛藤のはざ間で問い続ける。その静かで生々しい息づかいは、信仰の有無を超えて、まぶしいあこがれと共感をよぶ。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
白鳥の湖のシーンは見事だった。静かながら効果的で的確な演出が素晴らしい。複雑だけど、宗教を我が身としてとらえられない自分にも葛藤がとても感じられた。 (あちこ) | [投票] | |
現実に対して信仰を拠りどころに「おごそか」に対処せんとする者たちが、人と使徒の間で揺れ動くさまが「おごそか」に描かれるわけだが、その「おごそか」さに「毎度の作りもの的やらせ臭」を感じてしまうのは、信仰を解さぬ者の不徳のせいだけではないと思う。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |