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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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追悼のざわめき(1988/日)************

★4人間の外形(カタチ)としての理想がマネキンだとするならば、カタチを成さずこの世の底を這い続ける怨念のごとき醜悪が、カタチのもとへと吸い寄せられるのは必然だ。これは、カタチしか持たぬ人間もどきの醜悪と、カタチを希求して噴出する醜悪の戦いの映画だ。 (ぽんしゅう)[投票]
★4この映画を見て以来、何か困ったことが起きると、「青い鳥」を口ずさんでしまうワシ・・・いやだ、こんな癖。 (ボイス母)[投票]
★4すべて吸い尽くしたい、という欲望。すべて突き崩したい、という衝動。 [review] (町田)[投票(1)]
★4トラウマになりそうな衝撃性と、ある意味あっぱれな徹底した美意識に。「青い鳥」を耳にするだけで吐きそうになった時期もあったが、中野武蔵野ホールが閉館に際し、最後の上映作品にこれを選んだことを感慨深くも思う。 [review] (tredair)[投票]
★4白黒16ミリで延々と続くハイテンションのグロは振り切れて世界が裏返るでもなく閉塞世界の地獄に沈殿する。モラリズムの破壊が掟破りにコードを超える為だ。結局その越境度合いの凄まじさに諦観するだけ。蹂躙されるマゾヒズムを喚起するドラッグムービー。 (けにろん)[投票]