「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
駅前団地(1961/日) |
土地を切り売りする成金地主に群がる様々な人々という、昭和30年代的なセッティングの小市民喜劇。医者と成金地主の家屋や家具が貴重な時代の報告となっている。それだけの映画だが、それでよいのだ。ただ、坂本九の冒涜的演技だけは許さない。 (ジェリー) | [投票] | |
軽妙なテンポと洒脱な会話。ドタバタでない喜劇の正統派。時代がかってるところもあるが、おおむね照れずに観られます。 (G31) | [投票] | |
土地買収問題に乗っかった森繁らも抗った久保賢もそれなりに成功するように見える物語に刺激はないが、この生温さこそが高度成長期なのだろう。カラーワイドで記録される百合ヶ丘団地の圧倒的な馬鹿でかさに無理矢理納得させられる。 (寒山拾得) | [投票] |