★5 | 劇中で、脚本家を目指す彼が「新藤さんって人が人間は誰しも・・・(略)」って台詞を吐いているけど、これってやっぱり新藤兼人氏を意識してるよね。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★4 | この、暗くて無茶苦茶な物語、を、ここまでバランス良く仕上げた黒木監督の実力はもの凄いものだと、正直感動出来ました。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★5 | 何かに立ち向かう青春は、たとえ敗れはしても美しくすがすがしい。何かを捨てる青春は、卑怯であり醜くもある。何から逃げ出す青春は、ぶざまであり見苦しくもある。しかし、まず捨てて、そして逃げ出さなければ、立ち向かうものが見えてこない青春もある。 (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★3 | ある意味、黒木和雄の真骨頂な作品。田舎の暮らしの中で、それなりに事件が起こるものの、良く言えばこれだけ淡々と、悪く言えばこれだけかったるい演出なのに、飽きさせないのだから凄い。 江藤潤、ハナ肇、馬渕晴子、浜村純、絵沢萌子ら主要キャストは皆、これ以上無いハマり役だが、ラストの原田芳雄が格別に素晴らしい。あと、土佐弁がやっぱり良いなぁ。['05.6.29DVD] (直人) | [投票] |
★4 | 杉本美樹にぞっこんです。わざわざ土佐まで行って、あのホームに立った覚えがあります。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 日活ロマンポルノをポルノ抜きで描いたようなる漁村の性的放銃。コメディのようだが別に弾ける訳でもなく。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 逃げても逃げても追ってくる人々。これは凄いぞ青春ホラー映画 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★5 | 生ぬるい汗の香りに満ち満ちた、故郷という名の蟻地獄。親さえもがいつか脚に齧りつこうと狙いつづけている。執拗にリフレインされるメロディラインがその陰惨さに拍車をかける。それは永遠に続く祭祀的コミュニティの象徴だ。 [review] (水那岐) | [投票(9)] |
★5 | 周りの現実を真正面に見、人間を知り、ここにはないどこかに出発する。それが青春だろう。素晴らしい秀作。すべての出演者が江藤の門出を祝福している。ラストのバスから見える暗黒は今から何かが始まる原点なんだろう。青年よ、どこにもない場所に行け。 (セント) | [投票(5)] |