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中川理仁の映画ファンのコメント

火垂るの墓(2008/日) 明日の食卓(2021/日) おしん(2013/日) 吉祥天女(2006/日) 渡されたバトン さよなら原発(2013/日) 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023/日) エクレール お菓子放浪記(2011/日) あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023/日) エロチック乱歩 屋根裏の散歩者(2006/日) ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017/日) 神は見返りを求める(2022/日)が好きな人ファンを表示する

家族を想うとき(2019/英=仏=ベルギー)************

★4特にこれと言う程のドラマもないままに、ゆっくりと、気がつかないうちに壊れていく幸せを描いた映画。リアルで、ありふれた日常を描きながら、いや、映画としてそれを描いているからこそ、その異様さが強烈に感じられる。 [review] (シーチキン)[投票]
★5物流と介護という社会構造の皺寄せが鋭角的に顕現する分野で功利主義的経営論理が従業する者を疲弊させていく。悪意なき消費者や庇護されるべき老人という前提が幼い娘を泣かせ良妻に怒号させる。誰かが言わねばならない現代の矛盾を分析的筆致で紡いだ提言。 (けにろん)[投票(4)]
★4効率は時間を利潤に変えるが、無駄は時間を自由に変える。だから時間を独占する者が現れれば、残された者は利潤も自由も奪われる。彼らは蟻地獄に気づかずもがく蟻だ。あまりに救いのない“事実”を見せつけられ、じゃあどうすればいいんだという絶望だけが残る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
★5偉大なる喜劇作家ローチ [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4せめて正しい方向性を示す邦題にしようよ。この映画の家族より観客が可愛そうだ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]