★4 | 見返りを求めぬ人助けの皮を引っ剥がし露悪的なまでにその本質を嘲笑うかのように見せて、時代の暗部を一昨日方向から忍び寄らせて明後日方向にドライブさせる。虚業が跋扈する現代の救われなさへの痛烈なアンチテーゼ。消化=昇華し切れてない想念のカオス。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 何ごとも断らない男(ムロツヨシ)の自意識は他者に開かれているようで世界には閉じられている。表現の意味をはき違えている女(岸井ゆきの)の向上心は世間の暇消費に媚びているだけだ。主体性なき者の空回り。きっと吉田恵輔はこんな人たちが嫌いなのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 本編前の、PARCOのロゴの右下に、小さく「動画再生はCMの後」みたいな文字が出ていて驚いた。こんなところから凝っている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 『仁義なき戦い』というより『アウトレイジ』。俺は勝手に『竜二』を思い出した。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 無責任、打算的、非生産的、我慢が効かない、恩知らず、裏表激しい。こういう言葉を並べると本作の主要人物が浮かび上がる。芸術ジャンルは違うが近松や黙阿弥が描いてきた人物たちの正嫡子孫として今日性を有する確かな造形。塩分過多な面もあり程よさが欲しい。 (ジェリー) | [投票] |
★2 | クソ笑えてクソ胸糞悪い。もう中盤からはYouTuberとしてとか登録者数云々の次元ではなく、人としてどーなんだの分かりやす過ぎる展開。ギブ&テイクって聞こえはいいがそんなの既に瓦解してるんだと。寂しいね、、、数字ありきの社会。こんなに笑えて落胆する映画もそうそうない。 (クワドラAS) | [投票(1)] |