「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
光りの墓(2015/タイ=英=仏=独=マレーシア) |
『ブンミおじさんの森』のジェンおばさんが本作では主役だ。こゝでの彼女は左足に比べて右足が短いという設定で、両肘に杖をつけている肢体不自由者なのだが、廃校跡の病院の入院患者(兵士たち)を、ボランティアで介護している。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
眠り続ける兵士?そんなもの兵士ではない。ひたすら無視し続けること。それがウィラーセタクンの抗議声明なのだ。なんと頑強でしなやかなこと。そして飄々と“不思議”を駆使して“現実”を煙に巻く。思想や理念で体制を批判するのではなく生理で拒絶するのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |