「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
海にかかる霧(2014/韓国) |
いろいろ期待して見たけど、題材の異色さに関心が入り込み、作品としてそれほど深みがあるようには僕は思えなかったかなあ、、。 [review] (セント) | [投票] | |
もっと面白くなりそうな設定なのに、起承転結のメリハリがなく話しを消化することに汲々とし、ダイナミズムが皆無で単調。さらに漂流物としての船の孤立性、機械室や魚そうの閉塞感、霧の圧迫感が描けていないので、対比としての人間の狂気が立ち上がらない。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
序盤の荒んだ状況描写や船内の美術など重厚である。ただ前半の衝撃的展開を過ぎてしまうと、後はありがちな展開を消費するだけ。顛末を中盤以降に置き加速的に狂気の蔓延を描いた方が良かった。過度に情緒的である必要もないが惨事への何がしかの思いも欠落。 (けにろん) | [投票] |