「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
コロンブス 永遠の海(2007/ポルトガル=仏) |
99歳の監督がデジタル撮影による傑作をものにした。空、海、仰角と俯角、霧、単純さから生まれる豊かさが並々ならぬ。 [review] (赤い戦車) | [投票] | |
さほど興味もない景勝巡りも、いざ行ってみれば強ち嫌でもなかったという既視感。オリヴェイラ本人はコロンブスに並々ならぬ興味があるだろうに、それを一切押しつける気も無さそうで、そのことにも充分自覚的らしい。達観だけが呈示し得る謙虚美。 (けにろん) | [投票(1)] | |
『永遠の語らい』を想起させるが、よりシンプルかつ幸福な映画。世界への出航の地・ポルトガルと、世界から移民が集まる地・アメリカという両極を結ぶことによる、時空の結合。「郷愁」によって世界へと開かれるという、回帰と離脱の同時性。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |