井川邦子の映画ファンのコメント
安城家の舞踏会(1947/日) |
この頃の吉村公三郎って、トンデモ映画としての面白みを感じる作品がチラホラある。本作もそう(翌年の『誘惑』なんかも)。キネ旬1位っていうのも、当時からそういう楽しみ方をした人が一定数いたということではないかと推測する。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
登場人物がみんな違ったタイプのキャラクター。そんな彼らの様々な人生模様がうまく組み合わされている。 (Yasu) | [投票] | |
奥行を意識した重層的な画が屋敷の広さと同時に、価値の転覆にみまわれた人々の心の離反と混乱をあぶり出し、没落者の脆弱さと成り上がり者の覚束なさが悲しく衝突する。見せかけの優雅さのなかを漂流する者たちの哀れなこと。巧みに混乱を増幅する新藤脚本も見事。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ストーリィ云々というよりこの人物描写の凄さ、的確さ。新藤の出世作であり日本映画の傑作の一つといえる。 (KEI) | [投票] | |
「おとうさま、おどりましょ」ダンス・シーンは絶品。 (動物園のクマ) | [投票] |