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わが恋せし乙女 (1946/)

監督木下惠介
脚本木下惠介
撮影楠田浩之
美術小島基司
音楽木下忠司
出演井川邦子 / 東山千栄子 / 原保美 / 勝見庸太郎 / 増田順二 / 山路義人 / 大塚紀男
あらすじ美しい浅間の牧草地帯にある甚吾少年の家の前で女のこの捨て子が見つかる。甚吾の父母(東山千栄子)はこの女の子を美子と名付け実の娘同然に甚吾の妹として育てる。数年後、復員した甚吾(原保美)は村一番の美人へと成長した美子(井川邦子)に淡い想いを募らせていたが美子と実の兄妹でないことを知って五日後の祭りの夜に全てを打ち明けることを決心する。 1924年公開の同名米映画を基にした木下恵介の戦後第二作。実弟木下忠司の映画音楽家デビュー作でもある。キネ旬報第5位。 <松竹大船/75分/白黒/スタンダード> (町田)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4こんな能天気女、どこがいいんだ、しかも男も女々しいしと思うが、戦争帰りの痛みを恋敵と語り合うシーンで一気にこの映画が硬派になった。 (kenichi)[投票(2)]
★4カルメン』の佐野周二や『二十四の瞳』の田村高廣など、木下は負傷した帰還兵を敬愛をもって繰り返し描いたが、本作の増田順二はその最初の造形となるのだろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4日本がそれまでの全ての価値を失った昭和21年。映画が庶民の希望と熱望の牽引役であったことは想像に難くない。木下恵介がその場に提示した「再生の物語」は実にシンプルで力強く、井川邦子が放つ正のエロティシズムは神々しく、かつすがすがしい。 (ぽんしゅう)[投票]
★3これが戦後民主主義の姿…なのかな? [review] (甘崎庵)[投票]
★3雄大な風景を舞台にする木下恵介作品はいいと思う。ヒロイン・井川邦子に対する演出は意味不明なまでに陽性だが、背景によく合っている。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3血の繋がらない妹を女として意識した兄の苦悩、と言ってしまうと深刻になるが、この映画は明るく爽やかである。浅間山麓を舞台とした設定は、後の『カルメン故郷に帰る』に繋がって行く。 (熱田海之)[投票]
★2良好プリントで再見しても評価は大して変わらないだろう。ヒネリの無い話で、短尺に拘らず退屈。ロケーションの良さだけ。製作年を配慮しようかとも思うたが、イタリアの気概を思うと消し飛んだ。 [review] (町田)[投票]
Ratings
5点0人
4点3人***
3点4人****
2点1人*
1点0人
8人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(7)]
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