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牛乳瓶さんのコメント: 投票数順

★2スタンドアップ(2005/米)主人公であるシャーリズ・セロンは被害者なんですよと観客を強要するかのような演出にうんざり。被害者のは分かっているけども、一方的なサイドのみに視点をあてて演出すると時には危険である。フランシス・マクドーマンドに+1点。 [review][投票]
★4金環蝕(1975/日)山本薩夫監督が描く政界百物語。オールスターキャストの力を信じて、変化球は一切使わず、正統派演出で責めまくる。山本学の高笑い、三國連太郎の汗を拭く仕草。大好き。このキャストに小沢栄太郎中村伸郎滝沢修佐分利信が加わったら完璧。[投票]
★5長距離ランナーの孤独(1962/英)60年代のイギリスに押し寄せた「怒れる若者たち」の代表と共に、60年代のイギリスをも象徴する傑作。「誠実」という言葉の裏に様々な思いが交錯する。[投票]
★2レクイエム・フォー・ドリーム(2000/米)「画面分割」や「コマ落とし」を駆使して独特の映像を作り上げ、「カット割り」や「早回し」などで更に特有のテンポを作り出す事に成功しているが…こういった技術を使わないと盛り上がらない映画は好みではないし、逆に興ざめ。 [投票]
★5ナイル殺人事件(1978/英)アガサ・クリスティー原作の大変な長編作品であるが、その原作を140分程度に巧みに脚色したアンソニー・シェイファーに驚嘆した。壮大な歴史が刻まれたエジプトの地で、犯人の陰謀が渦巻く傑作ミステリー。[投票]
★5鏡の中の女(1976/スウェーデン)人間の本質に迫り、恐ろしい程に精神的に肉迫され、現実の残酷さを淡々と見せられ、現実の前では生身の叫び声でさえもかき消される。ベルイマンは現実の残酷さを描くと共に、「救い」も忘れてはいない。 [review][投票]
★5狼の時刻(1968/スウェーデン)少年とユーハンとの岩場のシーン。ここまで緊張したシーンは他にない。 暗闇の影もが映りこみそうな映像とバーグマンの演出とが絡み合い、最高の緊張と不安感をもたらす。 [review][投票]
★4顔(1999/日)容姿が醜く、太った女性が主人公のロードムービー。詳細はレビューへ [review][投票]
★3夜の河(1956/日)山本富士子の存在感、宮川一夫のカメラは特筆すべきものがある。山本のキャラクターの行動には多いに好感が持てるし、理解出来る。ただ、不倫を上品に演出しようと様々な手を使う吉村の演出にちょっと気落ちした。[投票]
★5魂萌え!(2006/日)シニアの域に達しようとしている女性の人生がこんなにも輝いているなんて! [review][投票]
★4リチャード三世(1955/英)登場人物は山のようにたくさん出てくるも、オリヴィエの一人芝居を見ているかのようだ。ただ、オリヴィエは、リチャードが背負ってきた劣等感・憎しみを余りにも軽く解釈しているかのようにさっぱりと演じており、個人的にはもう少し毒々しく重厚に演じて欲しかった。[投票]
★5探偵スルース(1972/英)史上最大のどんでん返し。とにかく大好き。問答無用で好き。そしてもし、俳優になったら… ローレンス・オリヴィエ の役がやりたいです。 [review][投票]
★2エリザベスタウン(2005/米)キャメロン・クロウの音楽センスの良さは相変わらずピカイチだが、オーランド・ブルームの下手さに余りにも興ざめしてしまった。また、脚本の構成もイマイチで演出テンポも悪い。観客の存在を無視して、だらだら進むクロウの自己満足映画。大好きなサランドンさえ、完全に浮いていた…[投票]
★4ママが泣いた日(2005/米=独=英)監督・脚本のバインダーはテリー役にジョーン・アレンを想定して脚本を書いたそうだ。ここまでアレンの魅力を引き出せるバインダーはかなりのアレン好きとみた。アレンのアカデミー賞候補落ちが悔やまれる。[投票]
★3イン・グッド・カンパニー(2004/米)劇場未公開がもったいない!話の筋自体は特にひねりもないが、製作者サイドのまじめで素直な作品に対する想いが伝わって来る。[投票]