★5 | 僕たちのアナ・バナナ(2000/米) | 非常に良質でお洒落な作品。デビューから順調にキャリアを積んできたエドワード・ノートンらしくまさに王道を行っている作品なのだが、その王道さがとても心地よい。こういうハリウッド映画ならいつでも大歓迎です。 | [投票] |
★2 | ガールファイト(2000/米) | 説得力に欠ける。主演のミシェル・ロドリゲスが頑張っていただけにもっと良く出来ただろうと思わずにはいられない。残念ながらサンダンス受賞は作品の質ではなく、扱ったテーマに対して与えられてしまったようだ。 | [投票(1)] |
★4 | バンディッツ(2001/米) | なんか妙に可笑しかった。決してコメディってわけじゃないし、ブラックなわけでもないんだけど、ニヤリとしたりクスッとしたりする場面が多かった。あと『エリザベス』では気付かなかったけど、ケイト・ブランシェットって実はすごい美人だったのね。 | [投票] |
★3 | ザ・セル(2000/米) | 映像は凄いといえば凄いかもしれない。でも犯罪者の心理=エグイ映像、医者の心理=明るい花や色彩の映像、という描き方はあまりにも薄っぺらいのではないだろうか。深層心理を描こうとする映画だからこそもっとその辺を突き詰めて欲しかった。 | [投票] |
★4 | キャラバン(1999/英=スイス=仏=ネパール) | 正直言って映像の素晴らしさのみでストーリー等に見るべき所は無いかなと思っていたが、いい意味で裏切られた。特に「神が絶対である」という描き方になっていない点が良かった。 | [投票] |
★1 | もののけ姫(1997/日) | こういう価値観を押し付けられるような作品には抵抗を感じる。なぜこの映画が当たったのか不思議。でもそんなことより、これをアメリカに持って行くならもっと他にいい映画がたくさんあるでしょう、宮崎アニメには。何でよりによってこの作品を持って行くかなぁ。 | [投票] |
★2 | 萌の朱雀(1997/日) | 残念ながらカンヌの受賞は文化的価値の側面を評価されたものではないだろうか。河瀬直美が持っているであろう「生きるとは?愛とは?」といったテーマも期待したほど見られなかった。次回作に期待。 | [投票(1)] |
★1 | 激突!(1971/米) | 「映画は脚本ありき」と考える者にとっては全く評価できない作品。この作品のどこが良いのか全く理解できない。確かに映像作りは映画監督の重要な仕事のひとつだろうけど、だからってここまで評価するほどのものとは思えない。 | [投票(2)] |
★2 | ブレーキ・ダウン(1997/米) | 自分の中では『激突』とかぶる。激突よりストーリーがある分少しはましかもしれないけどこっちもイマイチ。もっと面白く出来る設定なだけに残念。 | [投票] |
★3 | RONIN(1998/米=英) | カーチェイスのシーンが音楽なし、セリフなしでひたすら無言だったのがなんか妙におかしかった。それだけがすごく頭に残っている。 | [投票] |
★3 | ボーイズ・ドント・クライ(1999/米) | ヒラリー・スワンクが女性だってことを知らないで見たかった。この映画を見て以来、映画に関する予備知識を一切入れないようにしている。あと余談だが、公開時に某新聞の批評欄で映画評論家が思いっきりネタバレを書いていたのが信じられなかった。あれを読んだ時の憤りは忘れられない。 | [投票] |
★2 | 初恋のきた道(2000/中国) | ウッチャンがあちこちで奨めていたので見たのですが、う〜ん、正直、笑う犬ディレクターの「鼻につく」という感想も理解できてしまいます。泣かせようとするところが個人的にダメでした。壁のタイタニックのポスターも露骨。ただ音楽はもの凄い良いです。 | [投票] |
★3 | ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊) | 完全版を見たのですが、後半の部分が余計な気がしました。ここが無ければまあそこそこいい映画だとは思うけど、でもみんなが言うほど良いかなぁと思う。自分の中では『初恋のきた道』と同じ印象。泣かせようとするところに抵抗を感じる。ハマって泣いちゃう映画も多いんだけど。 | [投票] |
★3 | ドーベルマン(1997/仏) | オープニングのハイテンションのまま突っ走ってくれると期待してたんだけど…。話とか別に悪くないんだけど、テンションを一定にするだけでこの作品の印象はだいぶ変わったんじゃないかな。惜しい!って感じでした。 | [投票] |
★4 | 憎しみ(1995/仏) | 良いんだけど…。こういう作品は昔からあったと思うのでマシュー・カソビッツがラストをどう描くのか期待したのですが…。結局は無限ループですかという感じでした。
| [投票] |
★4 | 17/セブンティーン(1997/米) | ティーン時代に多くの人が味わうであろう苦さと、それによって成長していく姿を描いた作品。いわゆる青春モノだがこのテの作品によくある「うるささ」がないところがよい。地味だがいい作品です。 | [投票(1)] |
★4 | バスキア(1996/米) | デビッド・ボウイのアンディ・ウォーホルが最高にいい。彼の演技が見たくてもう1回見てしまいました。あとなぜかこういう作品は、デジカムで撮ったドキュメンタリー風なものも見てみたいと思ってしまう。 | [投票(3)] |
★4 | クロッシング・ガード(1995/米) | このキャスティングの少なさでこれだけの作品を作るというのが素晴らしい。低予算映画のお手本となるような作品じゃないでしょうか。やっぱり映画は脚本ありきですね。 | [投票] |
★4 | アイズ ワイド シャット(1999/米) | それぞれの場面は良く憶えているし非常に面白いのだが、じゃあ全体の作品としてはどうかといわれると、うーんと唸ってしまう。なんだかとても不思議な印象を与える作品でした。これがスタンリー・キューブリックのカラーなんでしょうか。 | [投票] |
★5 | 羊たちの沈黙(1991/米) | アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターのやりとりが素晴らしい。この2人の場面を見るだけで十分すぎるほどの価値がある。作品全体だけでなく、部分としての見応えがこれほどある映画もそうないのではないだろうか。 | [投票(3)] |