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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 投票数順

★4ブレードランナー(1982/米)人間以上の能力を持つレプリカント。それを狩る主人公が普通の人間でしかないのが興味深い。「ブレードランナー」とは、社会を危機から救うヒーローではなく、むしろ人々から疎まれる存在なのかもしれない。例えば…私立探偵のように。[投票(4)]
★5レザボア・ドッグス(1992/米)冒頭。朝食を摂りながらくだらない与太話に華を咲かせる男達…やがて一人が言う。「All right rumbles…let's get rumbling.」彼らの出掛ける先とは…一見平和な日常の中に突然入り込む暴力の匂いがたまらない。一つ残念なのはラジオ番組の扱いか。 [review][投票(4)]
★4トゥルー・ロマンス(1993/米)悪漢の襲撃に単身立ち向かうパトリシア・アークェット の迫力!『ブレーキ・ダウン』のコメントでも触れたが、追い詰められた極限の恐怖が極限の暴力を生み出す…そんな尊い瞬間を彼女は見事に演じている。[投票(4)]
★3ランボー(1982/米)ランボーの(ベトナムの)回想シーンが必要最小限しかないことに注目。独白シーンに重みを加えることに貢献している。「I can't find his legs…」[投票(4)]
★5暗黒街の顔役(1932/米)今から70年前に製作されたのがとても信じられない、恐るべき映像センスに溢れた傑作。マシンガンの連射と共に、日めくりのカレンダーがめくれていくシーンを観た時の衝撃がいまでも忘れられない。[投票(4)]
★3ミミック(1997/米)怪物をじっくり拝める機会が殆どないのが残念(これはかなりよく出来てる。ホント気持ち悪い)。擬態…という抜群の設定をもっと膨らませば、間違いなく傑作になっただろう。[投票(4)]
★5生きてこそ(1993/米)映画としての完成度は決して高いとは言えない。だが、「Based on a true story」であることの意味が、いつまでも心の中に重くのしかかってくるだろう。…衝撃の感動作。[投票(4)]
★4セブン(1995/米)私が最も恐怖(と親近感)を覚えたのは、グウィネス・パルトロウが自室で夜、独りベッドから目覚めるシーンだった。 [review][投票(4)]
★5ファイナル・デスティネーション(2000/米)運命というのはあとで振り返るものではないか。仮に先廻りして見えてしまうと? [review][投票(4)]
★5アメリカン・グラフィティ(1973/米)たった一晩の出来事のみ。極めて純度の高い、青春映画としてはむしろ異色の構成だろう。また、最後までDJをうまく使った稀な作品でもある(『バニシング・ポイント』や『レザボア・ドッグス』等の佳作もあるが、途中からDJの存在が薄くなる)。[投票(4)]
★5夕陽のガンマン(1965/伊=スペイン)悪役インディオの、時計を見つめる目の演技が忘れられない。[投票(4)]
★5続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)THE GOOD,THE BAD,AND THE UGLY…主役を一人だけ選ぶとしたら? [review][投票(4)]
★5プライベート・ライアン(1998/米)ラストが最悪。 [review][投票(4)]
★5オー・ブラザー!(2000/米)ミシシッピでギリシャ叙事詩とは♪全くコーエン兄弟の考えるコトは面白いっ♪のどかな風景に、次々と登場する奇人達♪独特のユーモアと楽しげな音楽は、観ているだけでとっても幸せな気分になれるぞっ♪んなアホな!とゆー展開もまーこの際目をつぶるっす♪[投票(3)]
★4アウトロー(1976/米)オープニングの状況設定の手際の良さ。そして地平線の向こうに独り現れるシーンに代表される美しい画面…イーストウッドの監督としての手腕が随所に見られる要注目作。袂を分けた主人公をやむなく追う男に扮したジョン・ヴァーノンの渋い演技が出色。[投票(3)]
★5アモーレス・ペロス(2000/メキシコ)どこか『パルプ・フィクション』を彷彿とさせる傑作オムニバス。荒削りな魅力が溢れる画面は、まるで匂ってくるかのよう。…欲望を剥き出しにして吼える犬の血の匂い…牙を失い、虚飾をまとった犬の空虚な匂い…そして、何かを待ち続ける犬の寂しげな匂い…。[投票(3)]
★5フォロウィング(1998/英)「他人の持ち物」を通して人間の存在を深く見据えるその視線が興味深い。ありふれた題材を取り上げつつ、巧みなストーリーテリングと短い本篇時間で強烈なサスペンスを演出した監督の力量たるや恐るべし。無機質なモノクロ画面と前衛的な音楽で切れ味も倍増。[投票(3)]
★2スミス夫妻(1941/米)コメディのハズなのに、アルフレッド・ヒッチコック監督が撮ると随所にサスペンスがみなぎる不思議さ(笑)。…序盤は最高に面白いが、中盤以降夫妻の行動についていけず感情移入できなかった。スクリューボールコメディとゆーワケにはいかないか…。[投票(3)]
★2A.I.(2001/米)「ロボット≠人間」…サイバーパンク的要素を内包しない視点はもはや前時代的と言わざるを得まい。キューブリックならどう描いただろうか。が、それはともかく…前半部分をもっと丁寧に描くことで、「愛させるコト」への責任を厳しく追及して欲しかった。[投票(3)]
★4007/オクトパシー(1983/英)「傑作選」より:派手なオープニングとは裏腹に、ひとつの美術品から始まる展開に正統派スパイサスペンスの匂い。インド世界を007ワールドにうまく取り込んだうまさ(あの笛!)。…また、今回はQの出番が多いのも嬉しいっ(笑)♪[投票(3)]