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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 投票数順

★3無能の人(1991/日)それにしても…どうして日本人にはこうも貧乏が似合うのだろうか(笑)。[投票(5)]
★3スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米)「パワードスーツ」を出さないことに、ヴァーホーヴェン監督は映画的価値を見出したに違いない。ブラッドベリは『2001年宇宙の旅』を「映像が文学をレイプした」と評したそうだが、ハインラインは今作品をどう想うのだろうか。[投票(5)]
★5招かれざる客(1967/米)日頃、知ったふうな顔をして論じてきた問題が、突如自分の身の上に降りかかってきたら?この批評空間に参加させていただいている私にとって、他人事ではすまされまい。自戒の念に耐えません…。[投票(5)]
★3ピッチ・ブラック(2000/豪=米)「漆黒(原題)」の恐怖。前半の出来がいいので『プレデター』のような尻すぼみを予感したが、それはなかった。凝った映像美が見ものの佳作。 [review][投票(5)]
★4突破口!(1973/米)ドン・シーゲル監督の職人技を堪能できる一品。また、この作品でのウォルター・マッソーを気に入った方には『サブウェイ・パニック』をお薦めする。[投票(5)]
★5レオン(1994/仏=米)「大人になっても人生は辛い?」「いつだって辛いさ。」[投票(5)]
★5サスペリアPART2(1975/伊)「傑作選」より:子供と恐怖をリンクさせる手法はホラー映画では常套手段だが…稚拙な絵!首を吊られた人形!そしてあの童謡!それだけでたまらなく怖い。むしろ実際の殺人シーンの方がホッとするくらいだ。ムードを大切にすることで恐怖を演出し得た傑作。[投票(4)]
★5暗黒街の弾痕(1937/米)物語の始まりが愛と希望に溢れているだけに、その後次第に荒んでいくヘンリー・フォンダの姿が痛々しい。二転三転するストーリー展開も目が離せず、新聞のシーンや鉄格子の影…など、フリッツ・ラング監督の凝った映像も見もの。傑作である。[投票(4)]
★4007は二度死ぬ(1967/英)「傑作選」より:日本が舞台というコトで、かなりの珍作を覚悟したのだが…いやいやなかなかに異国情緒溢れる作品作りに感心してしまった。敵の秘密基地!にはホントワクワクしちゃいましたねぇ(笑)。我らが丹波哲郎の存在感が嬉しいぞっ♪[投票(4)]
★4ヘルハウス(1973/英)ホラー作品だが、まっとうな演出に終始している点が好印象。凝ったカメラアングルと「何かがある」館の様子(『たたり』を彷彿とさせる良い出来だ)、刻々と表示される日付や不気味な音楽によるムード醸成は…21世紀の今観ても、いやなかなかに怖い![投票(4)]
★5勝手にしやがれ(1959/仏)革新・洒脱・刹那・曖昧・衝撃…否、言葉にて本質を捉うること能はず。…私を魅了するのは「新しさ」。かつて新しかったという過去形ではなく、いまでも…そしていつまでも新しく在り続ける、永続的な進行形としての映画作品である。[投票(4)]
★3引き裂かれたカーテン(1966/米)「傑作選」より:ヒッチコックニューマン。異色の組み合わせがまずは興味深い。…観るべき点は多い(特に美術館のシーンは秀逸)が、各エピソード間を繋ぐサスペンスが希薄で、バランスが悪いと感じた。ニューマンの自転車姿には感激したが(笑)。[投票(4)]
★4ラン・ローラ・ラン(1998/独)全力疾走では爽快感もあるが息切れする。だが当作は掟破りの○○トライアルを導入することで、そのジレンマを見事に打ち破った。…うつろいゆくはかなき現世のド真ん中を、ジャーマンテクノを従えひたすら愛の為に驀進する(笑)赤毛の活躍はまさに痛快無比![投票(4)]
★3ザ・メキシカン(2001/米)今作のブラピは本当にきゅ〜と!なのでファン必見。…がそれ以上に注目なのはジェームズ・ガンドルフィーニの繊細な演技。彼とジュリア・ロバーツのやりとりが最も心に残る(「Never」のひとことが嬉しい)。だが全体的に勢いが足りず、平凡な出来。[投票(4)]
★2失楽園(1997/日)いつまでも心に残るのは妻の姿。…後ろ向きのまま仕事をする姿。…「行かないで」と哀願する娘を制止する姿。…そう、無論「誇り」などに意味はありはしない。だがそれでも…私はその姿に女の(意地ではない)「誇り」を見た。[投票(4)]
★5かくも長き不在(1960/仏)「…どうして泣くんだい?」…相手を思いやる、“過去”からのありふれた普通の言葉が、彼女を優しく…そして切なく包み込む。…揺れ動く中年女性の心を繊細に綴った、不朽の名作。ダンスシーンは涙なくしては見られない。[投票(4)]
★4マスク(1994/米)じつは、本作の最大の魅力は、マスク装着前のジム・キャリーにある。自分に自信が持てず…きっかけがつかめず…落ち込む青年。思わず励ましたくなるその姿あってこそ、マスクというきっかけを得て外へ飛び出す姿に喝采を送りたくなるのである。[投票(4)]
★3エイリアン3(1992/米)この作品にとっての最大の不幸…それは、前作が『エイリアン2』であること。うらぶれた流刑惑星の描写…丸刈り頭…解剖…情交…覚醒されながらも消滅のみを願う「…」…「デビッド・フィンチャー監督作品」としての再評価が待たれる。[投票(4)]
★4機動警察パトレイバー2 the Movie(1993/日)「柘植 行人(つげ ゆきひと)」…それは、「告げ行く人」なのかもしれない。 [review][投票(4)]
★4アイズ ワイド シャット(1999/米)「eyes wide open」ならば、“目をよく開いて注視せよ”だろうが…「Eyes Wide Shut」とは?“心して、目を閉じよ”…というのが私の解釈。これが巨匠の遺言…キューブリックも最期には心して目を閉じたのだろう…嘲笑を浮かべながら。[投票(4)]