杖はいらないのでは、といってもギャップが面白いから（笑）許します。あの素早い動きはフォースのためで、普段はやっぱり杖が必要なのかもしれないし。

それにしても不思議なシリーズ。前作があれだけ酷評されたのに、今作も世界的な話題に。しかも他映画では考えられない程のタイアップ商品やキャラクターグッズの山！なぜこれだけ特別視される映画なのか…。理由はいらない！「スター・ウォーズ」だからＯＫ（幾分盲信的 笑）！！

今回はストレートに面白いと鑑賞後に思えました。前作は「これは面白いんだ、面白いと思わなくちゃいけないんだ」と初見後に実は思ったんですが。で、自分なりの今回のポイントを。

・アナキンとパドメのロマンスは陳腐ですが、ＳＷならではの分かり易さという気がしないでもありません。「いつの時代のカップルなんだよっ！」て気もしますが、何せ「A long time ago...」だし（笑）。

・風景や街並みのＣＧはまたまたレベルアップしてますが、人間やクリーチャーのＣＧはまだまだ向上の余地があるように思えます。

・オビ＝ワンがやたら説教臭いのはマスターという立場上仕方ないとはいえ、ちょっと弱すぎるのでは？前作でモールを倒した勢いはどこに！？

・お笑いのパートを一身に背負ったC-3PO、いやあこんなに「ＳＷ」で笑うとは思いませんでした。

・前作のモールのような強烈なビジュアルキャラがいないだけに、注目を集めるだろうジャンゴ・フェット。結構弱いんですね、あっさりやられちゃうし。親父がこんなじゃ、ボバの「ジェダイの復讐」での情けない最期も理解できます。

・モールは結構若いイメージでしたが、その後釜の弟子に何故ドゥークーのような年寄りを！？しかもシディアスより貫禄ありそうな気が…。

・鑑賞前はてっきり敵キャラと思っていたクローントルーパー。味方キャラだったんですね（今後どうなるかは別として）。しかもひょっとこみたいな情けないデザインと思ってたのに、劇中のカッコ良さにはしびれました。

・月並みですが、白眉はやっぱりヨーダ！クルクル飛び跳ねながら戦うその姿に「うおおおおおおおーっ！」猛烈に感激！！劇場内では笑いも洩れてたみたいですが、あの姿に燃えずしてどうする！！

「エピソード１」、そして今作と明らかに旧３部作とは違うカラーですね。いずれ全作ＤＶＤなどで出たら、かなりの人がエピソードの順番通りに見るんでしょうが、エピソード３とエピソード４が上手くリンク出来るかが少し心配。

何にせよ、３年後が楽しみだ！