[コメント] スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)
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アナキンとパドメが恋に落ちた理由、それは「そういう設定だから」、「Ep1、Ep4、5、6からしてそうならざるをえないから」で十分なはず。それで納得できなければ、フォースが導いたとかダークサイドに堕ちたとかいうことにしておけばよい。
だからあんなにタラタラとラブシーンを続ける必要はない。全く無駄。オビワンが息詰まる任務を遂行してるのに盛り下がるやん。少しはハンソロとレイア姫の慎ましい恋愛を見習ってほしいものだ。
ヘイデン・クリステンセンは後のダース・ベイダーにしては貫禄不足すぎ。サミュエル・L・ジャクソン、ユアン・マクレガー、クリストファー・リー、マスター・ヨーダ等と比べると明らかに小物だった。才能はヨーダを上回るはずなのにね。これでは「オビワンは僕に嫉妬している」とか「オビワンが僕の足を引っ張るんだ」とか言っててもガキが調子こいてるだけにしか見えない。
母親のシーンもカスだ。シミ・スカイウォーカーが死のうがどうしよう興味ないから、アナキンがタスケンレイダーを虐殺しまくるところをしっかり見せてほしかったよ。
でも、コロシアムでマスター・ウィンドゥが「I don't think so」というや否や、次々とライトセイバーが灯る場面では胸の高鳴りを押さえられなかった。まあそのあとのジェダイの集団戦闘は意外とショボかったけどね。まるでスケール感が無かったし、なんか清潔感あふれまくりの無菌状態のアクションには違和感を覚えた。『プライベート・ライアン』以降戦闘シーンはよりリアルかつ残虐になってて自分もそれに順応してるからだろうね。
もちろんマスター・ヨーダは最高でした。杖突いてよっこらしょと現れてまたよっこらしょと去っていく姿に哀愁を感じました。あのアクションは武侠映画の剣戟を思わせる痛快さがあった。ワイヤーだったらなおよしだったが、そりゃ無理か。
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