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くろねずみさんのコメント: 投票数順

★5熊座の淡き星影(1965/伊=仏)貯水場の中の螺旋階段を中ほどまで駆け下り、ぐっと外側に身を乗り出す美しい野獣のようなカルディナーレ。建築美と肉体美の融合した空間に嘆息・・・[投票(1)]
★4バーバー(2001/米)こんなに「疲れた顔」を堪能できる作品も珍しい[投票(1)]
★4トリコロール/白の愛(1994/仏=ポーランド)コメディでしか表せない愛というものもある。ラストのカルロの涙は、『青の愛』の最後のビノシュが浮かべる恍惚の表情と同じくらい愛の歓びに満ち溢れている(と思う)[投票(1)]
★3オスカーワイルド(1997/英)作品の世界はどんなに美しく幻想的であっても、その芸術家の実生活は醜悪で俗悪なもの。オスカー・ワイルドとはその典型。[投票(1)]
★4黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)最初のローテンポにうんざりしそうになったけど、だんだんと水が沸騰していくように笑いがこみ上げてきた。最後は爆笑。ヘソの上で茶が沸いてた。[投票(1)]
★4トリコロール/赤の愛(1994/スイス=仏=ポーランド)瓶を捨てる老人を助けるヴァランティーヌ。前2作では存在しなかった形の愛を彼女は体現した。暖かい赤色はだれもがそこから安らぎと優しさを感じ取る。[投票(1)]
★3ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992/スウェーデン)小さな頃、女の子はみんな女王様だった[投票(1)]
★5ムッソリーニとお茶を(1999/伊)パワーと品格。これを身に付けると戦争も老後も怖くない [review][投票(1)]
★5ルードウィヒ 神々の黄昏(1972/独=仏=伊)王座につき権力を有する者にはそれなりの義務と責任がある。それに耐えかねた男が芸術という幻想世界に逃避する醜悪な姿。そう、本当ならば目も当てられないほど醜いはずがヴィスコンティの手にかかると・・・・ [review][投票(1)]
★4夏の嵐(1954/伊)賢く貞淑なはずの貴婦人が、苦悩を重ね理性で抗いつつも堕落していく美しさ。没落するものは最後まで悶え、足掻き、抵抗する。これがヴィスコンティの退廃の美。 [review][投票(1)]
★4フェリーニのローマ(1972/伊)ローマを象徴する女優アンナ・マニャーニ、現在の空気に触れ一瞬のうちに消滅する古代のフレスコ画、聖職者たちのファッションショー・・・ローマほど寓意の似合う都市はない [投票(1)]
★5惑星ソラリス(1972/露)不眠症治してくれてありがとう。画面からα派でてました。ピロピロピロって。 [review][投票(1)]
★4ビバ!マリア(1965/仏=伊)爆弾やら機関銃が非常に似合う絶世の美女、ブリジット・バルドー[投票(1)]
★4間諜X27(1931/米)ディートリッヒの眼!!!![投票(1)]
★4ZOO(1985/英)いつもの要素(ナイマンの躁病的メロディ、加工された肉体、父性と母性の倒錯、博物への病んだ執着、数字とアルファベットへの拘泥、死体愛好)プラス動物の腐乱で、これはもう魅入られるか嘔吐するしかない[投票(1)]
★5花様年華(2000/仏=香港)華やかな映像の中の、抑制された感情から匂いたつところの官能[投票(1)]
★4レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989/フィンランド=スウェーデン)どうして誰もリーゼント&とんがり靴にツッコまないのだっ?![投票(1)]
★4レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994/フィンランド)宗教と共産主義思想とカウリスマキは麻薬だ![投票(1)]
★5イノセント(1975/伊)引き際にこだわり続ける男、ヴィスコンティ。彼自身の引き際は・・・[投票(1)]
★4大英雄(1993/香港)ウラ『楽園の瑕』〜!セットで見ることをオススメ!香港の底力に脱帽♪レスリーの流し目剣法にやられた〜[投票(1)]