★5 | エイゼンシュテインは『戦艦ポチョムキン』を残したから偉大なのではなく、この『イワン雷帝』を残したから偉大なのだ。なんでしょうねぇ。やっぱり、統率者の全人格的なものが画面に顕現している、と思えてくるんですよね。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 事実を事実以上に見せるためにカメラ 演者 衣装 美術 全てが引き出されています。作り物ですが、真摯に作られているから胸を打ちます。◎美術 ◎ショット (Ikkyū) | [投票] |
★4 | 何の予備知識もない僕でさえ、「これがイワン雷帝だ!」と言われれば確かにそうだろうと思うしかない、ニコライ・チェルカーソフの堂々たる雷帝っぷり。細かい所作にさえ滲み出るカリスマ性が見物。カラーパートに至って、彼の禍々しいオーラは頂点に達する。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 黒い魔羅…もとい、ビーバーの歌にぶっ飛んだ。この時点でこの映画、[Musical]なのではないか? ☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 中庸? そんな言葉は聞いたこともない。と云わんばかりのやりすぎ映画。それはたとえば美術の豪奢さ。たとえば顔面への執着ぶり。エイゼンシュテインは「過剰主義」者だ。こんな過剰主義者が「理論」家だなんてまったく莫迦げている! [review] (3819695) | [投票] |
★3 | 終盤のカラーも見事だが、モノクロ映像の、まるで銀細工のような完成度には、溜め息。キューブリックの『バリー・リンドン』のように、美術品として認定できる映像美。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★3 | 死体をよく見てから言えよ婆ちゃん。 (黒魔羅) | [投票] |
★4 | 画面そのものは芸術品と言って良いほどなのだが、完全にキャラクターの濃さに負けた。2部ラスト近くのあの目を焼くカラー・パートでとどめ。1部2部を一気に観た後に残ったのは、敗北感… [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 古式然とした話を使って、実はストーリーそのものよりも人間の心の闇を描き出すことに重きを置いている点では、確かに黒澤の『白痴』に通ずるものがある。 (リーダー) | [投票] |
★4 | モノクロ画面が終盤になっていきなり色彩乱舞の強烈なカラーになるのには目を覚まされる思いがした。物語全体も重厚且つ様式的で、(無いと思うが)後年の黒澤映画への影響力を感じた。 (タモリ) | [投票(1)] |
★3 | ロシア歌舞伎。目をむいて大見得を切る人がいっぱい。 (ジェリー) | [投票(5)] |
★4 | 呆然としてしまうほど全編が美術品。エイゼンシュテインの豊穣さには驚くばかりです。 (ルッコラ) | [投票(2)] |
★4 | 第二部になってようやく人物の動きがつかめてきてサスペンスフルな展開になるが、やっぱりそれまでが長いな。 (Yasu) | [投票] |
★4 | ときに目が覚めるようないい構図がある。影の使い方なども秀逸。イワン雷帝の人物描写が甘いのは、制作当時の状況を考えると仕方ないことなのだろう。 (PINHOLE) | [投票] |
★5 | 冗長だけど、スターリンの圧政下・戦時下で作られた事を思うと、映画全体の美的センスは素晴らしい、異国の話だからというフィルターを除いても・・・。ただ話の流れや会話のテンポには苦しいものがあるかもしれないから、絵画的手法の実験映画と思えばいいかも♪ (げばら★) | [投票] |
★5 | 歴史を学ぶ手段として評価します。世界大戦を前後してこれだけのカラーが出せれば画期的と言わざるを得ません。 (chokobo) | [投票] |
★5 | 様式美に酔いつつ、のんびりと楽しめる。 (tredair) | [投票] |