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[コメント] 愛と死の記録(1966/日)
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★5好調蔵原の日活期後半は誠に神懸っている。センチにならざるを得ない題材をドライに物してしまった。広島ロケの借景がどれもいい。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5喜びにしろ、戸惑いにしろ、絶望にしろ、心の揺れをストレートに肉体の動きとして体現させる吉永小百合渡哲也が素晴らしい。これこそが、青春を視覚化するということだ。二人を見据えるような、或いは覗き込むような姫田真左久のキャメラも凄い。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3台詞も背景音もない無音のロングショットが様々な効果をあげている。それは緊迫感であり絶望感であったりする。そして、その対称として激しい音楽が恐怖感を煽る。姫田真左久黛敏郎のふたりの仕事人の作品である。 [review] (sawa:38)[投票]
★4愛と死をみつめて』の二番煎じのようなタイトルでこちらも吉永小百合主演の難病もの。しかし出来はこちらの方が上だと思う。中盤までの恋愛譚の蔵原惟繕らしい瑞々しい演出もいいし、渡哲也の不可解な行動によって映画の謎を形成していく構成も巧い。「300レントゲン」という台詞が忘れられない。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4吉永にとっても、最も明朗な表情が可憐に見え、突然やって来る愛の嬉しさが全身で表現できた時代の一作。映画的には、手持ちカメラで追う街をゆく吉永の姿に、その心情の推移が写し撮られているように見え、また絶対的な原爆の非情さを表す仰角でのカメラも非常に効果的である。ただし、心情的にはこの佳作をそのまま受け入れたくはないこだわりが自分にはある。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★4オープニングからの和やかテンポが急変する後半からの吉永小百合様の演技は絶品です!戦争と理屈に合わない原爆投下で生じた問題をしっかりと描いた映画です。 (ジャイアント白田)[投票]
★3いわゆる「難病もの」。使い古された感あり。2回しか出てこない芦川いづみが強烈な印象。 (リーダー)[投票]
★5高校生時代に観ました。吉永小百合が渡哲也(原爆病)の恋人を演じています。白黒の厳しい画面で真面目に感動しました。小百合のベスト5に入るでしょう。 (セント)[投票]