[コメント] ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015/仏) - 更新順 (1/1) -
ささやかな人生にあるのは、幸せばかりではない。悩みも苦しみも怒りもやるせなさも、みんなある。そのささやかな人生を、いっさいのBGMを排して淡々と、まるでドキュメンタリーのように描く。こういうのもフランス映画だよなという雰囲気をまとった秀作。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
障害を抱えた息子がいる中年の男の失業から始まる「人生はつらいよ」物語であります。前半は敢えてドキュメンタリータッチの長回しカメラの多用で、ああ、ここでもか、と見たくないような映像が続きます。 [review] (セント) | [投票] | |
淡々と、しかし主人公に焦点を定めて執拗に追ってゆく手持ちカメラは、最低に呪わしい現実をなぞってゆく。描くのは愛深き男の、愛なき冷酷な使命のゆくえだ。 [review] (水那岐) | [投票] | |
弱者に寄り添おうととするヴァンサン・ランドンは憂鬱の塊で好演。ドキュメント風カメラは緊張感を高めるが、(精神的に)モヤモヤするシーンの連続でしっくりこない。 (jollyjoker) | [投票] |