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[コメント] ヘイル、シーザー!(2016/米)
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★4昨年観た『アルゴ』をどことなく思い出した。 本作では、水中バレエ、水兵さんの踊り、ローマ史劇、などなどの劇中劇(映画中映画)が、「記号」ではなく「それそのものが素晴らしいもの」として敢えて長い時間を割いてあり、必ず最後にズッコケが入る。この真摯さとテレが自分にはよかった。 [review] (YO--CHAN)[投票]
★4ブローリンは平凡な市井人だしクルーニーは取り柄ない凡優でメインのストーリーは見所も無い。一方でテイタムスカヨハエーレンライクの挿話は冴えまくる。歴史的に赤狩りが否定された現在。コミュニズムの浸食を不気味に描いて新鮮。 (けにろん)[投票(3)]
★3コーエン兄弟はタヴィアーニ兄弟じゃない!ところでタイトルは「ハイル、ヒトラー!」のパロディーなのか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3コーエン+ロジャー・ディーキンスとしては、中程度の出来、というか、いかにも肩の力を抜いてリラックスして作ったという感じがするが、しかし、映画ファンとしてはとても嬉しい映画への愛と侠気溢れる作品だ。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★3アルデン・エーレンライクの投げ縄芸、演技指導するレイフ・ファインズとの噛み合わないやり取り、スカーレット・ヨハンソンの目に鮮やかな水中ショーなど、楽しいシーンは満載なのだが、この映画全体を貫くモチーフが、ハリウッド黄金時代へのノスタルジーだけだとするとちょっと寂しい。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★4ハリウッドの内幕暴露と、宗教の嘘くささを揶揄しながら、コーエンお得意の「わかる人にはわかる」笑いを随所にちりばめてくれた。「誘拐事件」云々というより、兄弟の、映画への偏愛といくつもの作品のオマージュにあふれたお楽しみ作品。 [review] (jollyjoker)[投票(3)]
★3達者な馬上アクションに投げ縄、華麗な水中バレイや集団タップは、いつかどこかで観た楽しい映画的記憶をくすぐるし、宗教者らの「神」論争や赤い脚本家たち、編集室の鬼気迫る女史、我がままな俳優や監督と自信過剰なゴシップ記者も、いかにもいそうで笑わせる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★41950年頃のハリウッド隆盛期に詳しければ、もっともっと楽しめるのだろうが、そうでなくても、心地よい映画愛が存分に楽しめる。 [review] (シーチキン)[投票(1)]