★2 | ひたすら退屈なジュブナイル版聖書物語。せめて老人や盗人との邂逅に「ゴドー」や「勝負の終わり」をちらとでも思い出す位のことはしてもいいのではないのだろうか。善意だらけのニック・ケイヴにも幻滅。 (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 絶望と恐怖の中に時折幸運が訪れる日々。ありし日の幸せな姿を想い涙する。自分にも男の子がいるので、我が身に置き換えるように見てしまったが、うちと違って大変強いお父様に、大変賢いお子様で感心した。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 原作を先に読んでから見た。灰色、モノトーンのルックの統一は想像通りでこれは良いと思うのだが、CG処理の画面はそれとすぐ分かり、多分それもあって原作を読んだ時に自分で想像していた世界のほうが遥かに豊かで大きい、と思ってしまった。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★2 | その胸に抱く「火」を守り、運ぶこと。冷えた灰色の、絶望の光景に現れる橙色に輝く火は生活の温かみを感じさせるが、世界を破滅させた火と同じ色でもある。これは、息子の目に映る父が「悪しき者」に立ち向かう姿勢が却ってその善性を曖昧にするのと似る。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | ほとんど色の無い荒涼とした風景が美しかった。(廃墟写真などが好きな人にはぐっとくる映像満載) [review] (stag-B) | [投票] |
★2 | 世紀末の親子二人旅。でも、それだけじゃあ間が全く持たないよね…… (X68turbo) | [投票(1)] |
★4 | シャーリーズ・セロンからは事実上の三行半を喰らい、終末世界映画のヒーローにふさわしい強靭な生命力を持っているでもないヴィゴ・モーテンセンは「弱い」父親だ。その彼が息子を前にしては「強さ」を装わなくてはならない、という風情にグッと来る。実際、息子からすればこれは『父ありき』である。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 本物の絶望の前では一筋の希望はものの役に立たないことを知った。そして、そのことを希望をもたない理由にしなくてもよいことを知った。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 絆と言う他ない父子の相互信頼と愛を直裁に謳うことに意義があると認めつつ、余りに他に何の新味もないことに戸惑う。語り尽くされた事後の世界観だが、愛妻の記憶を、又自らの生への我執を断ち次世代へ継承する種の連環。そのクールな諦観は感慨深い。 (けにろん) | [投票] |
★3 | お風呂に入りたくなるね。72/100 (たろ) | [投票(2)] |