★3 | ローカリズムを義賊行為の根拠にした強盗団を退治するのはブルーステートのそれである。この無思想はスロー濫用のヒロイズムを動物ドキュメンタリーの無感動で眺めながら、強盗の傍らで幾度も繰り返される男たちの求愛アピールに気まずさを効かせる。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★3 | 兄弟俳優の競演というある意味で役者を小馬鹿にした反則ギリギリの奇手と、ハイスピード撮影による殺戮描写から意味を消去することで、これこそが死の美的表現だと勘違いさせ、どうにか生き延びようと試みた遅れて来た賞味期限切れアメリカン・ニューシネマ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 実話に近い話なのだろうが、しっかりした時代考証が深い彩を添えている。音楽の充実が高い。北軍、南軍で流行った歌。くちびるハーモニカ?教会での弔歌等。彼らは、南北戦争後の猥雑とした時代の象徴者といえる。そして時代が彼らを追い越して行くラストは可哀想だった。 (KEI) | [投票] |
★3 | 本来は汚泥と混濁の中でこそ語られるべき西部はスタイリッシュな硝煙と粉塵の中にその姿を埋没されてしまう。ペキンパーが泣いているだろう。オリジナリティは兄弟俳優を何組も使うってアイデアだけで他はよそからの借り物ばっかりだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 登場人物が多い割には絞り込めてなくて中途半端な感じは否めない。
でも丁寧に撮ったいい作品だと思います。
南北戦争がわからないとすでに面白くないかもしれません(違う?) [review] (ミルテ) | [投票] |
★4 | 西部劇と言うよりもアクション活劇といった色合いが強いのがウォルター・ヒルらしさ。兄弟俳優の競演は、誰が誰か分からなかったりもするが、そんなものお構いなしに突っ走る映像の迫力が素晴らしい。ライ・クーダーとのコンビもやはりこれが最高。 (ナム太郎) | [投票] |
★4 | 本物の兄弟俳優4組が西部劇史の兄弟達を演じる趣向は勿論見所なのだが、それ以上にスタイリッシュな映像詩としてのルックの統一と映像に調和するライ・クーダーの音楽が忘れがたいジェシー・ジェームズ・ギャング譚。ウォルター・ヒル演出がやや一本調子なのとラストの突き放しをもう少し鮮やかに見せてほしかったという不満はある。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 良く言えば感傷を排した冷徹な筆致なのだが。 [review] (ざいあす) | [投票(3)] |
★4 | いや、そうは言いますけど、何組もの兄弟役全部に兄弟俳優を使ってる映画って、それだけでムチャクチャ見る価値あると思いますよ。 (ニュー人生ゲーム) | [投票(2)] |
★4 | 80年代風味のアクションといったら、ヒル。が、80年代的香りをかぶせた発展西部劇。一見の価値十分にあり。 (ALPACA) | [投票] |
★3 | まあ何とも強引に話をフィルムにまとめあげた感じ (tacsas) | [投票] |
★4 | 似てるなぁと感心してみていたが、兄弟だったのね。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 『無法の王者』のほうが好きだけど、これもいいよ。人がゴチャゴチャしてて分かり難いけど、雰囲気が素敵。 (ハム) | [投票] |
★4 | 兄弟スターが大挙出演。しかし登場人物が多すぎる気もする。 (黒魔羅) | [投票(1)] |