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[コメント] 少年と自転車(2011/ベルギー=仏=伊)
- 投票数順 (1/1) -

★3本作の主人公シリルは、全編、上半身は赤いモノ(ジャンパーやシャツ)を着ている。『イゴールの約束』などのジェレミー・レニエ(本作ではシリルの父親役)も、赤いジャンパーを着ていたが、本作はさらに徹底しているように思う。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4傑作。素人目に観ても運動感が物凄い。シーンが何かの動作の最中に始まり、動作の途中でまた次のシーンへと続いていく。エスタブリッシングショットを撮って次は寄りを撮って、というような撮り方ではない。私にとってこれはアクション映画に見える。それは「走行」「自転車」のような一目瞭然のものから「よじ登る」運動の反復、そして最後の「落下」にいたるまで続く。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★3少年ならではの執着心の発露が胸を撃つ。でも基本的に観客の忍耐力に依存する甘さがあるよな、この兄弟。 (G31)[投票(1)]
★5これだけ音楽を美しく、効果的に使った映画に出会ったことがない… [review] (ルリマツリ)[投票(1)]
★4この映画は孤独な少年のまなざしのみを一気に描いた作品ですね。彼を取り巻く父親、環境(施設)、里親、友人(悪人ではあるが)たちの説明はほとんどカットして、あくまで少年の見ている方向だけを描写している。それは正しい。 [review] (セント)[投票(1)]
★5その瞬間、シリル少年の汗の匂いがした(ような気がした)。 [review] (rikutakumi)[投票]
★3すっきりしない―各キャラの描き方がもう1つ。サマンサの動機付けが弱いし、父親と不良は類型的。最後のエピソードが面白いと言えば面白いが。文句なしは音楽。ロンドンフィルとブレンデルのピアノ―これはすっきりした。 (KEI)[投票]
★4サマンサのバックを描かなかったことが吉。少年と同じ方向だけをまっすぐ映していたから良かった。 (あちこ)[投票]
★4少年の演技が物凄かったし、すごく良かった。ただ、「はい、ここで少年の孤独が限界に達しました」と語る音楽は、無いほうが良かった。 [review] (味噌漬の味)[投票]
★3自転車映画としての確かな感動は、自転車を取り戻した少年の披露する技がまず「停止」であること、ピクニック・シーンで少年とセシル・ドゥ・フランスが自転車を「交換」することにある。少年の面構えは及第点を満たす程度だが、さすがにドゥ・フランスは二の腕感に至るまで見事な仕上がりを見せている。 (3819695)[投票]
★55点しかないです。 (tomcot)[投票]
★5親父またか〜 [review] (芋虫)[投票]
★4世の「正しい育児」とはいかに困難な作業であるかを問う物語だ。親が全てを捨てて子供に接しようと、子供は欲望のままに抗う。しかしそれでも諦めない「親」を名乗る者は、その強さをもって「子供」の心に「誇り」をはぐくむ。 [review] (水那岐)[投票]