jollyjokerさんのコメント: 点数順
アバウト・シュミット(2002/米) | 一人になってじっくり自分を見つめるとわかってくる映画。昔でいうところの「笑いとペーソス」、しかしそんなもんじゃない、生きてきた自分、残してきた自分を再確認する映画。悲しく爽やかだ。 | [投票] | |
ロング・トレイル!(2015/米) | 自分探しのビルと自墜落のカッツのでこぼこコンビ。時にホロリとさせ、人生歩いてみようぜ、水に流すことだってできるさという重すぎないノリが良い。 [review] | [投票] | |
ニュースの真相(2015/豪=米) | 実際の事件の知名度は日本では今ひとつだが、ケイト・ブランシェットの存在で引っ張った。政治とジャーナリズムのジレンマを描くが、この事件の「今さら」感をやや感じる。作品をじっくり味わう人にはおすすめ。 [review] | [投票] | |
エンド・オブ・ホワイトハウス(2013/米) | キチガイのように弾丸が飛び交い、はちゃめちゃだが、イーストウッドでもチャニング・テイタムでもないからこそジェラルド・バトラーというキャストでひっぱっている。 [review] | [投票] | |
さらば冬のかもめ(1973/米) | メドウズの屈託なさや三人の笑顔がキュートで切ない。そこでこのお題目だ「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」! [review] | [投票] | |
ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992/スウェーデン) | ばかな自転車と「うんうん」格闘するところがサイコー。三輪車蹴とばしたり、地団駄ふんだり、好き放題だな、この子は!(笑) [review] | [投票] | |
エリン・ブロコビッチ(2000/米) | ガサツで決してスマートじゃないけど応援したくなるシングルマザー、エリンジュリア・ロバーツは、直観と攻めの姿勢の「アメリカの大阪おんな」。一緒に仕事したらイラつくだろうけど結果オーライ、かな。有言実行は認めます。 | [投票] | |
叫びとささやき(1972/スウェーデン) | 抑圧、緊張、爆発の「赤」から目を背けたいのに目が離せない。生きて愛情を確かめ合い心の平安を手に入れることの難しさよ。 [review] | [投票] | |
コップ・カー(2015/米) | 「ベーコンファンとしては見ないわけにはいかない」程度のノリだったけれど、なかなかの出来。男の子の憧れの設定とベーコンの役作りで引っ張っていく。監督の丁寧な作りも良かった。 [review] | [投票] | |
64-ロクヨン-前編(2016/日) | 概して邦画は出来レース的な展開と力みとチープな作りがイヤなのだけれど、本作はかなり平常心で見ることができた。原作未読で、警察内部の上下関係などの知識がないため少々わかりにくい点もあるが、昔ながらの人情劇を通したことは、日本人には受け入れられると思う。 [review] | [投票] | |
山の郵便配達(1999/中国) | 子が親を超える瞬間を描く作品は、どちらか一方からの視点がほとんどだが、本作は双方からの思いを、暖かい目線で捉えているところがよい。「次男坊」の脇も手堅い存在。 | [投票] | |
ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014/米) | 「家はただの箱」ではあるけれど、そこで暮らす人(家族)がどんな人間であるかで、単なる箱なのか、ホームになりうるかが変わると感じた。やや駆け足だが分かりやすい骨太作品。 [review] | [投票] | |
ハッピー・ゴー・ラッキー(2007/英) | ちゃらいヤツだとお思いでしょうが、ちゃらいヤツほど自分らしく生きるスベを知ってるんでござんす。大切なこともちゃんとわかってますし、やるときゃビシッとやるんです。 [review] | [投票] | |
木靴の樹(1978/伊=仏) | 食べるために日々を生きるしかない親。彼らに教育はないけれど、命=子どもが希望なのだ。脈々と続く動物、植物、人間の生命力。ミネクのための木靴が、ミネクを悲しませる結果にはなったけれど、ミネクは壁際のトマトと同じように、知恵と暖かい家族と共に花開くことだろう。歌と祈りとささやかな笑いが、文明以前の人間の価値なのかもしれない。 | [投票] | |
バーン・アフター・リーディング(2008/米=英=仏) | CIAを完全におちょくったコーエン先生、誰が出てどう暴れようとも、言いたいことはわかったよ。あなた方も生きにくいんですね、ハッパくらいやらなきゃやってらんないんですね、わかってるよ。 [review] | [投票] | |
砂上の法廷(2016/米) | 上手い。『スローズン・リバー』の緊張感とストーリーテリング。「絵」で的確に魅せる人物描写。筋書きに驚きはないものの、丁寧につくられた納得の満足感を得られる。 [review] | [投票] | |
秘密と嘘(1996/英=仏) | 真実を伝えること、つまり心を開くことは、相手も自分をも受け入れることなんだね。 [review] | [投票] | |
ユー・キャン・カウント・オン・ミー(2000/米) | しっかり者でいようとして自分を出し切れない姉。ローラ・リニーはこういう役をやらせたらピカイチ。ありきたりのお話だけれどホロッとしてあったかくなる。マーク・ラファロは・・・(レビューへ続く)。 [review] | [投票] | |
シリアスマン(2009/米) | ヨブ記(正しい人に悪い事が起きる、何も悪い事をしていないのに苦しまねばならない)をテーマにした、シニカルでクールな一発!コーエンは「そのこころは?」にいつもあからさまに答えないところが魅力。 | [投票] | |
ブロークバック・マウンテン(2005/米) | 過酷な社会で秘密を抱えて生きるための「宝物」があってもいいじゃないか。許す。 [review] | [投票] |