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くたーさんのコメント: 更新順

★3新エクソシスト 死肉のダンス(1973/伊=独=スペイン)ほぼテリー・サヴァラスの一人勝ち。ロリポップくわえたスキンヘッドの悪魔像。街のあちこちでヒョッコリ顔を出す様がなかなかチャーミングです。人形屋のオヤヂとの怪しげなツーショットもナイス。 [review][投票(2)]
★4死霊のえじき(1985/米)冒頭の「オレはヘリから離れない、何かあればすぐ飛び立つ」、が→ [review][投票(1)]
★4泥棒成金(1955/米)花、衣装、宝石、花火、華やかな役者、そして鮮やかな風景。スクリーンを埋め尽くす過剰なまでの装飾の裏で展開する、ブラックと皮肉の利いたユーモアの応酬。美しさに毒と棘の仕込みも忘れないのがヒッチコック、です。 [review][投票(2)]
★3カフカの「城」(1997/オーストリア=独)一番信じ難いのはTV用に製作された、ということ。こんなエンタメ色皆無なものが茶の間で流れている国って一体・・・。 [review][投票]
★3億万長者(1954/日)「何?死んでるの?」。味のある脇が多いなかでも山田五十鈴が最高です。あれだけのマシンガントークの端々にまでキッチリ節つけて叩きつける様に拍手。崩しても下品に堕さない所作の一つ一つもさすがです。 [review][投票(1)]
★371フラグメンツ(1994/オーストリア=独)それこそ「米朝協議は平行線を辿り〜」なんてニュースが挿入されても全くおかしくない。現代社会におけるコミュニケーション不全の有り様を、ハネケは静かに見つめる。 [review][投票]
★3タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003/仏=オーストリア=独)全てを呑みこむ闇の、抗いがたい存在感。そこに時折チラつく彼方の篝火。あたかも漆黒の獣が、不気味に目を光らせているかのようだ。 [review][投票]
★2処刑男爵(1972/伊=独)男爵よりも少女の方が数倍怖い。 [review][投票]
★2トパーズ(1969/米)冷徹に描いているのかと思うと湿ったメロドラマが挿入されたり、見分けのつきにくいオヤヂを並べてる上にそれぞれ見分けがつくほどキャラも立ってないし(続く→) [review][投票]
★4ベニーズ・ビデオ(1992/オーストリア=スイス)巻き戻してスロー再生はキツイ。キツ過ぎて泣きそうです。延々と引き伸ばされる悲鳴と共に、腹の底が鉛のように重くなる。 [review][投票(1)]
★4セブンス・コンチネント(1989/オーストリア)サンドストームの画面にどのような模様を見るかはその人次第。ハネケはこの頃にして、すでにハネケだった。 [review][投票(1)]
★5ジェニーの肖像(1948/米)ブニュエルのお気に入りの一本、というのをどこかで見掛けたことがある。常人が戸惑うような唐突な飛躍にも呼吸を乱すことなく、詩の韻律に身を委ねるような不思議な心地良さで綴られる。ポエジーがいきづくファンタジー。 [review][投票(2)]
★3LOFT ロフト(2005/日)新緑というよりはコケや藻。静かにカラダとココロを侵食する緑。映像センスとホラー演出は素晴らしいと思う。しかし、そんな映像から見事に乖離してしまっている説明的な独白の洪水。あんたら一体誰に話してんの、と何度も思ったさ。 [review][投票]
★4救命艇(1944/米)限定空間の極限状態を横目に、相変わらず小道具選びに余念がないヒッチ氏。ある意味「現ブツ」よりも生々しい、投げ出される靴。 [review][投票(6)]
★3パラダイン夫人の恋(1947/米)アリダ・ヴァリを階段へとゆっくり誘導するカメラ。そして、カットの多角的な積み重ねと、「晒す」「晒される」「見上げる」「見下ろす」「盗み見る」「傍観する」視線の複雑な交錯。立体的で「見応え」ある法廷シーン。 [review][投票(1)]
★5フレンジー(1972/米)奥さんの料理の才能が一番怖い。かも。 [review][投票(2)]
★4血みどろの入り江(1971/伊)画質と音質が最悪とはいえ、これはもう主役不在の面白さで評価。過剰にトリッキーな語り口と喜々として動きを止めないカメラ。タコが良い味出してます。 [review][投票]
★3知りすぎた少女(1963/伊)マリオ・バーバ流「ローマの休日」の過ごし方。 [review][投票]
★3コード:アンノウン(2000/仏=独=ルーマニア)本当の物語は、私たちそれぞれの内部で始まる。 [review][投票(1)]
★3刑事コロンボ 愛情の計算(1974/米)小ネタは多いけど、それだけという気も。天才がウジャウジャしてるという設定ながら設定負けしてる気がするし、天才が編み出した殺人計画にしてはあまりに細部がとっちらかっている印象。 [review][投票]