Kavalierさんのコメント: 更新順
マインド・ゲーム(2004/日) | ある種の予定調和的な物語の中で精一杯の奇天烈で荒っぽいビジュアルが展開される。そのビジュアルを使用することでポジティブなメッセージが語られる。こういった捕らえ方をしてしまうとさしたる斬新さがあまり感じられない映画で、意外性を期待して見に行った身ににはツライ内容だった。 [review] | [投票(2)] | |
弘高青春物語(1992/日) | 青臭い学生達の大暴走(大塩平八郎の舞台劇は最高だ)なり、弘高とその近辺を解説してくれる講談の語りなんてのは、抜群におもしろい。しかしながら、鑑賞と続けていると、ビデオ撮りの為か意味不明な徒労感にとらわれてくる…。 [review] | [投票] | |
ビッグ・フィッシュ(2003/米) | よく出来た映画であると思うし、テーマ的な部分には多い共感するんだが…。 [review] | [投票(1)] | |
イノセンス(2004/日) | 本作品およびこのレビューは人間中心主義への明確な反論である。 [review] | [投票(9)] | |
コーンウォールの森へ(1998/英) | 素晴らしいコーンウォールの森と海にトラッドミュージック!。主人公ボビーの父親の獲得と [review] | [投票] | |
帽子箱を持った少女(1927/露) | スラップスティックにしてスクリューボール、後年に付け加えられた音楽も軽快で楽しい。都市の資本階級を皮肉りながらも、郊外に住む少女と老人の衣装のお洒落さを見よ。最後にやはり言及せずにはいられない、少女のかわいらしさ。 | [投票] | |
ヘルメス 愛は風の如く(1997/日) | 前半のギリシャ神話の焼き増しは単なる10年前レベルの技術を使用した大金の使った駄目アニメだが、後半のニューエイジ、女性蔑視、差別思想、等々が全開するストーリー展開には、「無責任な観客」として見ていたのにも関わらず、気分が悪くなった。 [review] | [投票] | |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003/米=ニュージーランド) | 駄目。嫌な言い方をすると3作目で馬脚を現したといったところ。原作は未読なのだが、原作は映画よりおもしろいのだろう、との思いを払拭できなかった。 [review] | [投票(5)] | |
ニューオーリンズ・トライアル(2003/米) | グリシャムが原作なので酷いものを想像していたら、意外や意外、悪くない。おそらくなのだが、ホフマン演じる弁護士の造形の改変や、訴訟問題をタバコ問題から銃問題への変更といった原作からの変更が、原作以上にヒューマニズムやリベラルの要素を加味することになり、良作になったのだろう。 [review] | [投票(4)] | |
ミスティック・リバー(2003/米) | ショーン・ペンに仮託して行われる、イーストウッドの王様ごっこ。「余を敬うのジャー!!」 [review] | [投票(12)] | |
劇場版 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness(1998/日) | 堂々の5点。レイアウトアニメとしては、『東京ゴッドファーザーズ』なんかよりよく出来ており、『パトレイバー2』に匹敵する映画として成立しているアニメーション映画。 | [投票] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 前半の内輪弛緩はかなりツライのだが、青葉屋のシーン以降やや持ち直す。 | [投票] | |
汚れた血(1986/仏) | 盗んだボウイで走りだす。 | [投票(2)] | |
東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | 青年誌の連載漫画の映画化といったレベルを超えているとは言い難い。 | [投票] | |
青い青い海(1935/露) | ストライプのシャツを着た凸凹コンビ、トーキーになっても、見た目のビジュアルというかインパクトで人間を表現しようとする様が楽しい。しかし、登場人物達のおおらかなことよ。 | [投票] | |
真実の囁き(1996/米) | 群像劇で記号化することなく弱者マイノリティを描いてみせる。回想による視差を多様することで、どの登場人物にも恐ろしいまでの奥が深い立体的な造形を作り上げてみせる。 | [投票] | |
パトリオット(2000/米) | 過度の政治的偏向と、盛り込まれたプロットがすべて破綻していることで緩急がなくなっていることを除けばこれはなかなかなか映画としてよくできている。モブシーンでのCG合成の巧みさはSFを得意とする監督ならではだろうし、スミソニアン博物館が協力した歴史公証も特筆物。 | [投票] | |
ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | イデオロギーが優先されてドラマが作れていない。同じ政治偏向映画でも『パトリオット』はまだ映画になっていたのではないか。歴史事実の正誤や俳優の演技以前の問題。 [review] | [投票(2)] | |
スコルピオンの恋まじない(2001/米=独) | アレンの映画はあいかわらず退屈はしないものの、退行的で特筆すべき何かがあるわけではないし、彼が老境に入って、ますます中身が無くなり、雰囲気だけになってきた感がある。 [review] | [投票(1)] | |
Stanley Kubrick:A Life in Pictures(2001/米) | キューブリックの伝記的側面と、公開当時の社会背景の解説、作品の舞台裏話、の3つのパートから成立している。この3つがそれぞれ独立して節度をもって描かれているのは、ドキュメンタリーとしては非常に誠実な作りだ。 [review] | [投票(1)] |