★4 | フォロウィング(1998/英) | 面白い。実験作といってもいいぐらい自由に作ってる。女優もいいね。お金をかけなくても面白い映画は可能なんだね。脱帽。 | [投票(2)] |
★5 | ホテル・スプレンディッド(2000/英=仏) | やはりこういう映画には拍手を送りたい。独特の世界だ。めくるめく迷宮・袋小路・解放。海も背景。まさに映画です。 | [投票(1)] |
★4 | 光の旅人 KーPAX(2001/米=独) | 映画としてはよく出来てるねえ。心を主題にしてるけど、アメリカだから種明かしをしてしまう。計算も見えてしまう。でも余りあるいい映画です。 | [投票] |
★4 | 彼岸花(1958/日) | 田中絹代が入ると小津調が乱れる。家庭の人間劇から夫婦の確執に変貌する。それは冒頭とラストで明らか。内面が出すぎても駄目なんだろうな。田中が傑出した女優たるを証明してるんだけどね。 | [投票(2)] |
★3 | 007/ダイ・アナザー・デイ(2002/英=米) | 云十年ぶりに見た007。昔の、あのワクワクするものがなくってるのは映画のせいじゃないと思う。寄る年波かあ。それにまず、愕然。今じゃ、「ハリポタ」の方が乗っとります。 | [投票] |
★5 | ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(2002/米=ニュージーランド) | 一流のエンターテインメント映画。全く欠点がない。指の汚れまでリアル。今回はサムとフロド、それにスメアゴルの心の吐露がこの作品の核となり、深みを持たせた。サムは今回もすごいね。映画料金が安いと思うほどデス。 | [投票(5)] |
★5 | ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002/米) | 一作目より断然いい。息を呑む面白さ。クライマックスまでどんどん引っ張ってゆく。一級品ですね。何故か「ロードオブザリング」を思い起こしてしまう。何か似ているものがあるのかな。 | [投票] |
★4 | マイノリティ・リポート(2002/米) | 最初の出だし、すこぶる緊張感があり面白い。この設定面白いからシリーズ化もいいなあと思っていたら、いきなりクルーズが追われるハメに。贅沢ですな。後は最後まで一気。 [review] | [投票] |
★3 | ピーター・グリーナウェイの枕草子(1995/英=仏=オランダ) | 奇書って言葉があるけどこれは、奇映画ですな。枕草子とはとても思えませんが、退屈はしないです。あまりにスゴイですから。こんなに自由奔放に映画作ってグリーナウェイ本望だよね。でも主役の女優さん、ブス過ぎます。 | [投票] |
★5 | 灰とダイヤモンド(1958/ポーランド) | 十代に見ず、今頃この映画を見た私は不幸であったと思う。老境に達した今、この革命(ごっこ)の挫折の感覚は、頭では分っても体で分っていないと思う。そういう意味では永遠の青春映画だ。ゴミ捨て場でのうめき声は我々のまさにそれであるから。 | [投票(2)] |
★5 | ギフト(2000/米) | いやー、ホント怖かった。久々です、こんなにじわっと怖いの。しかも、推理小説的に、どんでん返しもあり、うまい! ラストもやっと救いがあるような素晴らしい出来。感心。充足感あり。キアヌは何故この役出たの? | [投票] |
★4 | 鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日) | 意外と日本映画にしては映像を計算してます。また、子供が、父親が、妻が、家族が、それぞれの人を見ている心が愛しい。もうそんなの、現代ではなくなってそうだよね。でもやはり奥底ではあるんです。みんな表現しないけど。加点。 [review] | [投票(2)] |
★3 | ざわざわ下北沢(2000/日) | この映画を下北沢で見ようと思っていたんだ。見れなかったけどね。下北のスケッチなんだよね。登場人物が多かったのかな。気持ちが入っていかない。セリフも聞き取りづらかった。「フェリーニのローマ」にはほど遠かったね。 | [投票(1)] |
★5 | 天国の日々(1978/米) | ワイエスからターナーへとめくるめく映像が流れる。映画史上稀に見る映像の美しさは途切れることを知らない。映画とは映像で始まり映像で終わるのだ、と。映画の内容はというと瞬間の愛と至福__。それも決して永遠ではない。 | [投票(5)] |
★3 | ビッグ・リボウスキ(1998/米) | 最初だけかと思ったら最後まで乗れませんでした。疲れもあったけどそれだけじゃないのでは、、、。遊びについていけない自分があったような。 | [投票] |
★4 | 地下水道(1957/ポーランド) | 後半はほとんど画面が真っ暗のまま進む。日本だから字幕が出るが、ポーランドでは音声だけ。そういう意味でも実験作なんだよね。光を求めて人々は出口を探す。だがその先には、、、。ラストが小説的で好きじゃないですね。自然じゃない。 | [投票(1)] |
★3 | ハリー・ポッターと賢者の石(2001/英=米) | 出だし好調。一瞬、遠い、忘れていた子供時分に戻りました。こんなわくわくする気持ち、これが映画だったんだよねって。そうだよ。人の心をわくわくさせるのが映画なんだよね。娯楽がいっぱいある現代でもその本質は変わらない。 | [投票(1)] |
★3 | 模倣犯(2002/日) | 評判ほどは悪くない。原作殆んど詰め込んじゃってるから平板になったのは否めない。それに演出の切れのなさ・単純なカメラワーク・何よりも愚鈍な色彩映像が輪をかける。でも、問題のシーンもインパクトはあったよ。 | [投票] |
★4 | オーソン・ウェルズのオセロ(1952/米=仏=伊=モロッコ) | 動的、大胆なクローズアップ、カメラアングルの魔術。映像は今見ても現代性を持つ。問い続けるカメラ。だが、オセロの話に戻ると、部下さえ分ってない大将が、戦争だけ得意というのも、、、。悲劇でもなんでもない。 [review] | [投票] |
★4 | 中国女(1967/仏) | 意外と映像がきれいなんだ。ラストの20分で画面が解放されたように動く。ゴダールはやはり映像詩人なんだよ。映画を見捨てなかった。手段化しなかった。立派。 | [投票(1)] |