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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★2パパはわるものチャンピオン(2018/日)小学生の祥太(寺田心)は誇らしく思える包容力豊かな父親・大村(棚橋弘至)がいったい何の仕事をしているのか、教えてもらったことがなかった。母親で理容室を営む詩織(木村佳乃)すらも、そのことはいずれ話してあげる、と言葉を濁すのだった。そして不安と期待をない交ぜにした思いから、祥太は父のクルマに便乗してその仕事場に向かい、恐るべき事実を目の当たりにする。大村は卑怯未練な行動でブーイングを受ける悪役プロレスラー、ゴキブリマスクだったのだ。衝撃に打ちひしがれる祥太だったが、ひょんなことからクラス仲間には人気レスラーが彼の父だと誤解されてしまう。一方、プロレスマニアの記者みちこ(仲里依紗)が祥太に接近を始める。〔111分〕 [投票]
★3マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー(2018/米)エーゲ海。母ドナ(メリル・ストリープ)の夢を受け継いだ娘ソフィ(アマンダ・サイフリッド)は、この地にホテルを開いた。だがその一方で、ソフィの夫スカイ(ドミニク・クーパー)は彼女に都会で働こうと持ち掛ける。いまだ迷いのなかにあるソフィは、かつて母ドナはどう行動していったかを考えるのだった。過去のドナ(リリー・ジェームス)は大学卒業後、親友たち(アレクサンドラ・デイヴィーズ /ジェシカ・キーナン・ウィン )の激励を受けつつ理想を追っていた。そしてエーゲ海への旅のなかで、彼女はその後自分の生活を左右する3人の男たちに出会うのだった。2008年の正編に続く、ABBAのナンバーに彩られたミュージカル。〔114分〕[投票]
★4劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜(2017/日)大正の世。士族の家に育まれた花村紅緒(早見沙織)は自由主義に則った恋を夢見るじゃじゃ馬娘だった。そんな彼女の危機を、ひとりの若い目元涼やかな将校が救う。彼こそは伊集院少尉(宮野真守)、紅緒の許婚者として決められた男だった。認められるものかと、紅緒は自分を慕う幼馴染みの蘭丸(梶裕貴)と駆け落ちに走るが未遂に終わる。それでも彼女を諦めない少尉に愛想を尽かさせよう、と伊集院家に向かい狼藉の限りを尽くす紅緒だったが、いつしか彼への恋心を隠せない自分に気づいていた。だが、ロシアとの紛争が勃発、少尉はシベリアへの出兵が決まる。大和和紀の原作連載40周年記念映画。〔97分〕[投票]
★4ペンギン・ハイウェイ(2018/日)街におかしな事が起こっている。聡明で冷静な少年・アオヤマくん(北香那)は通学の途上、更地にペンギンたちが群れているのを見て、そんな事実に気づいた。それらは極地に住む本物の鳥たちなのか。アオヤマくんの熟考を尻目に、歯科病院に勤める彼の相談相手のお姉さん(蒼井優)は、目の前でコーラ缶を放り投げ一羽のペンギンに変身させてみせる。「きみにこの謎が解けるかな?」とお姉さんはほほ笑むのだった。一方、クラス仲間のウチダくん(釘宮理恵)やハマモトさん(潘めぐみ)とともに重ねられる観察のすえ、草原に浮く巨大な水塊「海」をアオヤマくんは見る。ペンギンたちと縁のあるらしい「海」をめぐり、次第に問題は大人までも飲み込んでいった。〔118分〕[投票]
★3心が叫びたがってるんだ。(2015/日)おしゃべりで快活だった少女・成瀬順(水瀬いのり)は、不用意なことばで両親の仲を破局させてしまい、以来一切口がきけないように成り果てた。そのまま高校生になった成瀬は、あるとき担任の思惑で「地域ふれあい交流会」の実行委員に任ぜられる。他のメンバーは煮え切らない態度の少年・坂上(内山昂輝)、肘を壊して野球部エースの座から転落した少年・田崎(細谷佳正)、中では優等生の少女・仁藤(雨宮天)だったが、みな等しくやる気は見せなかった。それでも成瀬が歌にのせてなら内心を吐露できると認められ、演目はミュージカルとなる。そして、衝突を越え皆は前向きに行動をはじめ、応援し励ましてくれる坂上に、成瀬は少しずつ心を寄せてゆく。〔119分〕[投票]
★2未来のミライ(2018/日)くんちゃん(上白石萌歌)は遊びたい盛りの男の子。仕事に家事に忙しいお父さん(星野源)やお母さん(麻生久美子)も、ひとたびくんちゃんが泣き声をあげればすぐ飛んできて遊んでくれる。でもそんな毎日は、お母さんが病院から連れてきたひとりの赤ちゃんを前にもろくも崩れ去った。名前は「未来」、くんちゃんの妹になる女の子だ。お母さんたちが世話を焼いてばかりの未来ちゃんをくんちゃんも好きになろうとしたが、何故だか可愛がると怒られるのだ。そんな独りぼっちの彼に、おかしな男の人(吉原光夫)やセーラー服のお姉さん(黒木華)が声をかける。男の人はペット犬のゆっこにどこか似ていて、お姉さんは未来ちゃんの成長した姿だというのだった。〔98分〕[投票]
★4夜は短し歩けよ乙女(2017/日)京都。大学の送迎会で酒をあおっていた「先輩」(星野源)は、後輩の楚々とした美女ながら豪胆で底なしの酒豪である「黒髪の乙女」(花澤香菜)に思いを寄せ、なるべく彼女の目にとまる「ナカメ作戦」を実行していた。そんな事とは露知らぬ乙女は、皆と離れてじっくりカクテルのはしごをすべく、ひとり夜の街に繰り出すのだった。言い寄ってくる助兵衛親父・東堂(山路和弘)を撃退し、天狗を名乗る樋口(中井和哉)や羽貫(甲斐田裕子)と親しくなった乙女は、知る人ぞ知る酒「ニセ電気ブラン」の旨さを教えられる。一方乙女を追う先輩は、行く手に立ち塞がる長い夜を愉しむ人々を掻き分け、いつしか冒険の渦中に踏み入ってゆくのだった。〔93分〕[投票]
★3打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017/日)茂下町に花火の季節がやってきた。中学生男子の一団はそれをめぐり意見を戦わせる。花火は丸く炸裂するのか、それとも平べったく広がるのか。仲間たちは花火大会でそれを確かめに向かおうと約束を交わした。だが、そのなかの典道(菅田将暉)は学級のマドンナであるなずな(広瀬すず)に一緒に駆け落ちしてくれと頼まれる。彼女は母親(松たか子)の都合で夏休みを迎え転居することを強いられていたのだ。行動に出たもののなずなは連れ戻され、残された典道は途方に暮れる。祐介(宮野真守)ら仲間にも責められた彼は、激情のままになずなが海で見つけた不思議な珠を放り投げる。その時異変が起こり、何故か典道の思うままに時間は巻き戻った…。〔90分〕 [more][投票]
★1ひるね姫 知らないワタシの物語(2017/日)倉敷。父モモタロー(江口洋介)の経営する自動車工場で、高校生ココネ(高畑充希)は日々を過ごしていた。ところ嫌わず眠りにおちてしまう彼女の夢に現れる異世界は、妙に終始一貫したバックボーンに貫かれているのだった。厳格な老国王(高橋英樹)の押し進める一大工業国家。そこにいるココネは許されない魔法をもって奔放に振る舞う王女であり、祖父たる国王によって幽閉されていた。父に似たエンジニアにより逃亡を助けられた彼女を、国王の腹心(古田新太)が追う…。だが、現実に引き戻されたココネを父が逮捕されたとの一報が迎えた。父は無愛想だが決して悪人ではない。現実と空想の混濁のなか、警察の裏をかいてココネは救出行に出る。〔110分〕[投票]
★4ポンチョに夜明けの風はらませて(2017/日)高校生最後の日、バンド仲間たちは卒業式乗っ取りライブ開催を目論んでいた。メンバーの又八(太賀)とジャンボ(矢本悠馬)は、今日が受験した大学の合格発表日であるジン(中村蒼)のあとを追い、彼の合格祝いに合コンパーティーに繰り出そう、といきなり車の方向を変える。遅れて現れた中田(染谷将太)を置き去りにして…。実は大学に落ちたと当惑するジンの言葉も上の空でアクセルを踏む又八は、ひょんなことから珍走団にからまれるグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)を助ける。一方、ジャンボも風俗嬢のマリア(阿部純子)を道連れにし、一見宛てどない連中のドライブは始まった。だが、又八は知られざる目的を抱えていたのだった。〔90分〕[投票]
★4焼肉ドラゴン(2018/日)万博開催の日が迫る大阪。ここに空港の騒音に晒された在日韓国人の集落がある。そのなかで料理人・龍吉(キム・サンホ)の構える店「焼肉ドラゴン」は毎日男たちのたむろする名物店となっていた。切り盛りする妻の英順(イ・ジョンウン)のもと、美人三姉妹の静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)が客を呼び、中学生の末息子・時生(大江晋平)をも抱える騒がしさの絶えない店だ。常連のひとり哲男(大泉洋)は梨花を嫁にもらおうとするが、些細なことで彼女との喧嘩が続く。そのくせ彼は静花に言い寄る大樹(ハン・ドンギュ)に反感を露わにするのだった。そんな店に、経済成長の大波が忍び寄ってくる。〔128分〕[投票]
★3愛の化石(1970/日)羽田空港。ベトナム帰りのカメラマン日比野(高橋悦史)は、ふと見上げた建物に赤裸々な感情を露わにする女を見つけ、その顔を連写した。日比野を迎えた恋人の雑誌記者ジュン子(渚まゆみ)は、さっそく彼に懸案の仕事を持ってくる。今をときめくトップデザイナー、沢由紀(浅丘ルリ子)に一週間密着し、その素顔を撮ってゆく仕事だ。日比野は由紀と対面し、彼女が空港で見た女であると知るが、雑誌掲載する前に写真を確認させよと条件をつけられて鼻白む思いをする。日比野の前にいる由紀は自然な顔を欠いていたのだ。一方、由紀はスポンサーの原田(田宮二郎)に「碧川」という男を忘れよと助言されるが、彼女の頭はその男でいっぱいになっていた。〔99分〕[投票]
★3ニンジャバットマン(2018/日)21世紀のゴッサム市。ゴリラ・グロッド(子安武人)は自らの発明品、時空転送装置で悪党たちを時の彼方に転送した。そうはさせじと追いすがるバットマン(山寺宏一)もその波動に巻き込まれ、悪党たちの移送から二年後の世界に出現する。その場所は戦国時代の日本だった…。戸惑うバットマンの前に現われたキャットウーマン(加隈亜衣)は元の時代に戻れる保証と引き換えに、彼への助力を申し出る。彼女からロビン(梶裕貴)たちも現れたことを聞き安堵したのも束の間、強敵ジョーカー(高木渉)がバットマンの前に「第六天魔王」を名乗り登場した。悪党が大名に成り代わり支配する日本を巡る戦いが幕を開ける。〔85分〕[投票]
★4スプリング、ハズ、カム(2017/日)初春の東京。入る大学も決まり、広島育ちの璃子(石井杏奈)は通学する部屋探しに父親の肇(柳家喬太郎)とともにやってくる。すでに東京暮らしも板についた叔母(朴[王路]美)に励まされながら、不動産屋(角田晃広)の手を借りて家々をめぐる璃子は、ある年配の管理人(柳川慶子)のいるアパートで契約を結んだ。さまざまな人々との出会いを経て、同行する父との会話をかわす娘。父のことばから、己の誕生とともに亡くなった母親のことをはじめて意識する璃子は、父の死別した伴侶への思い、そして成長した自分との離別に寄せる感情を知るのだった。『あかぼし』の吉野竜平監督による商業的第2作。〔102分〕[投票]
★3終わった人(2018/日)東大卒業後、一流銀行へとエリートコースを進む筈だった壮介(舘ひろし)は、ライバルに負け子会社へと出向したまま定年を迎えることになった。妻の千草(黒木瞳)が長年勤務した美容院から、ついに夢かなって自分の店を開いた今、遊ぶしかない毎日に壮介は焦燥にかられる。だが、一念発起して大学院で文学研究にいそしもうと勉強を始めた壮介は、趣味のあう文化スクール勤務の久里(広末涼子)と恋に堕ちる。そしてジムで知り合ったある企業の若社長(今井翼)に、顧問を務めて欲しいと懇願される。チャンスに燃える壮介を応援する千草だったが、ある事件の解決を目論む彼の行動に異論を挟む。反発し我が道をゆく壮介を、残酷な運命が待っていた。〔125分〕[投票]
★3喜劇 “夫”売ります!!(1968/日)忍者と組み紐の街、伊賀上野。杉雄(フランキー堺)は運転手として、名家の令嬢・神代里子(佐久間良子)に仕えていた。相手は洟も引っかけてはくれない別次元の女と理解しつつ、杉雄は母に苛められる妻・なつ枝(森光子)をも振り返らずに里子に尽くす毎日を送る。一方では下僕でしかない杉雄に里子は惹かれるものを感じていた。そんな彼らに目をとめた神代産業の副支配人・石上(川崎敬三)は、ふたりの仲を取り持つことで里子を操り、神代ホテル建設の指揮を執って巨万の富を得ようと画策する。そして石上の協力者・きく子(橘ますみ)は、なつ枝に神代に頼らない組み紐会社の起業を持ち掛け、無用な杉雄を里子に売らせる。彼らの思惑は実を結ぶのか。〔92分〕[投票]
★3アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米)アメリカ・フィギュア界において、初めて大技・トリプルアクセルを成功させた女子選手、トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。彼女は一夜にしてフィギュア界の寵児となり、一夜にして爪弾き者となった。何が彼女をそうさせたのか…。1970年、生を受けたトーニャを育んだのは、薄情で暴力的な母・ラヴォナ(アリソン・ジャニー)だった。彼女によりスケートを徹底的に仕込まれたトーニャは持てる才能を開花させてゆき、その一方でジェフ(セバスチャン・スタン)と心を通わせ、契りを結ぶ。そして逼迫する家計から、彼女は名声を得るため冬季五輪への出場を目論むが、好敵手ケリガン(ケイトリン・カーヴァー)との確執が悲劇を誘う。〔120分〕[投票]
★4機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018/日)地球連邦艦隊を、数に劣るジオン公国軍が迎え撃った「ルウム戦役」は、指揮官ドズル(三宅健太)が投入した新機軸の兵器、モビルスーツの奇襲により公国の勝利に終わった。そしてMS部隊のシャア(池田秀一)はその活躍により「赤い彗星」と恐れられ、ガイア(一条和矢)率いる「黒い三連星」は地球艦隊司令レビル(中博史)を捕虜と為した。公国総帥ギレン(銀河万丈)がこれに乗じ戦争の継続を進めることを恐れた公王デギン(浦山迅)は、独断である計画を実行する。他方、為政者や高官の思惑のなか、機械いじりの好きな少年にすぎないアムロ(古谷徹)は、父が研究する「ガンダム」という何かの意味を探る…シャア・セイラ編ここに完結。〔85分〕[投票]
★3オー・ルーシー!(2017/日=米)節子(寺島しのぶ)は独身の中年OLだったが、ある日姪である美花(忽那汐里)によって、緊張感のない日々を破壊される。美花が申し込んだものの事情により受けられない、英会話教室への参加を節子は頼まれたのだ。どうにも胡散臭い米国人教師ジョン(ジョシュ・ハートネット)は節子に「ルーシー」の呼び名をつけ、当たり前のように彼女を熱いハグで包んだ。そのときより、節子の心はジョンに奪われてしまった。同じくトムの名をもつ小森(役所広司)とともに情熱をもって教室に向かう節子だったが、ある日ジョンは失踪する。姉の綾子(南果歩)が告げたことには、美花とジョンは駆け落ちしたというのだ。彼らを追って節子は太平洋を越える。〔95分〕[投票]
★2わたしは、幸福(フェリシテ)(2017/仏=ベルギー=独=レバノン)コンゴ、キンシャサの街。フェリシテ(ヴェロ・ツァンダ・ベヤ)はバーで歌うことで生計を立てている女。店の常連の男・タブー(パピ・ムパカ)とは、冷蔵庫が壊れたときも様子を見てもらえる親しい仲だ。そんなフェリシテにとって最も大切な存在、息子のサモ(ガエタン・クラウディア)にある日不運が訪れる。交通事故で左足を骨折してしまったのだ。病院に駆け付けたフェリシテは、医師より手術の必要性を説かれるが、代金を前払いにせねば治療はできないと告げられる。フェリシテは懸命に歌い、またタブーの協力もあって知人たちに治療費を借りさせてもらった。だが、プライドを棄てて人々に頭を下げる彼女の努力も空しく、サモの容態は悪化していった。〔129分〕[投票]